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今回は次のような疑問をお持ちの方に向けて、ワーホリや長期留学のための口座開設におすすめの銀行や、口座開設に必要な持ち物と具体的な手順を解説しています。
・カナダのどの銀行で口座開設するのがいいか分からない…
・ワーホリや留学向けの銀行はあるの?
・口座開設に必要なものや手順を知りたい
カナダで銀行口座開設の予定がある方は事前にカナダの銀行事情などを知っておくと現地到着後にスムーズに手続きを進めることができますよ!
まず結論から言うと、ワーホリであれ学生ビザであれ、カナダで働く予定がある方は給料の振り込み先として銀行口座が必ず必要になります。
働くことのできない観光ビザでの短期語学留学などでは、そもそも銀行口座を開設することができません。
なので本記事では学生ビザも含めたカナダで働く予定がある方(カナダで初めて銀行口座を開設する方)に向けてカナダの銀行の種類なども紹介しながらおすすめの銀行と口座開設の流れを解説していきたいと思います!
- 銀行口座開設は何のために必要?
- 選ぶべき銀行口座の種類と、カナダの銀行口座の特徴
- 口座開設におすすめの銀行2社の口座4種類
- 必要なものと口座開設までの流れ
- 口座開設の注意点は?
⇒【カナダワーホリ】出発までの準備9ステップと出発直前にすべき事7つを徹底解説
⇒【カナダ留学】評判が良いエージェントおすすめ5社の比較まとめ|特徴と強み、向き不向きは?
そもそもなぜ銀行口座が必要?|短期滞在なら必要ない?
そもそもなぜ銀行口座が必要?
1年以上の長期滞在となる場合としてワーホリや学生ビザでの滞在となり、カナダで就労する可能性がありますよね。
※観光ビザでは銀行口座は作れません。
長期滞在で仕事に就く場合に銀行口座を作らなければいけない理由は次のようなことが挙げられます。
- シェアハウスなど家賃の支払い
- 毎月のスマホ代の支払い
- 仕事先からの給料の振込先として
- デビットカードで買い物の支払い
家賃の支払い
家賃に関しては、滞在先によって支払い方法が異なるものの一般的には現金か『e-Transfer(イートランスファー)』と呼ばれる銀行口座間でemailアドレスのみで簡単に送金ができる銀行のサービスでの支払いになります。
銀行口座を持っていないと、クレジットカードのキャッシング機能や国際キャッシュカードなどで毎月支払い前にATMで現金を引き出さないといけない手間と同時に、オーナーにお金をすぐに渡せないとなると、引き出したお金を持ち歩くことになりセキュリティー面でも少し不安です…
スマホ代の支払い
次にスマホ代も銀行口座があれば自動引き落とし先として利用する事ができるので毎月チャージする手間もなく、クレジットカード支払いで手数料を取られる心配もありません。
仕事先からの給料の振込先として
こちらはどこで働くにしても、給料振込先に指定できる銀行口座が絶対に必要になります。(小切手で支払う仕事先もあるがかなり少ない)
買い物などの支払い
スマホ代と同じくクレジットカードでの支払いは可能ですが、日本国内での利用と異なり手数料がかかります!!
カナダでは日本よりもデビットカードの使用が一般的。なぜなら手数料がかからないから。
銀行口座を作ることでデビットカードの使用が可能になるので手数料の節約になり、クレジットカードとは違って使いすぎる心配もなくて◎
短期滞在(3ヶ月以下)なら必要ない?
ワーホリビザで3ヶ月以下の滞在を予定していく方はほとんどいないと思いますが、たとえ短期滞在(3ヶ月以下)でも仕事をする予定がある方は給料の振込先として銀行口座を作る必要があります。
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カナダの銀行口座の種類と日本との違い
Chequing Account(チェッキングアカウント)
『Chequing Account』とは日本でいう普通預金口座です。
買い物でのデビットカード支払いもこちらのチェッキングアカウントから引き落とされます。
Saving Account(セービングアカウント)
『Saving Account』とは日本でいう貯蓄口座です。
こちらもデビットカードでの支払いは可能ですが、チェッキングアカウントからの引き落としより手数料が高くなってしまうので日常的に使用するためだけであれば特に作る必要はありません。
『Saving Account』のメリットとしては、一定の金額以上($3000以上が一般的)口座に入れておくと金額に応じて数パーセントの利子がつき月々数ドルが利子としてもらうことができます。
日本との違いは?
口座維持費が必要
日本では銀行口座を持っているだけでかかる費用はありませんが、カナダでは『口座維持費』が必要になります。
口座維持費は銀行や口座の種類にもよりますが、安いのだと$4.00〜6.00(約380〜580円)、一般的なものだと$10〜20(約960〜1900円)くらいが相場。(のちほどおすすめの銀行として口座維持費無料の口座について紹介しています)
通帳が存在しない
次にカナダの銀行では日本のように通帳がありません!
アプリやオンラインバンキングの利用が主流なので、使った金額の確認や送金などは全てネットで管理することになります。
カナダ国内の銀行間は送金手数料なし
そして最後に日本では他銀行に振り込みをする場合、一部を除いて振り込み手数料(送金手数料)などがかかりますが、カナダでは自分と相手の送金先銀行が違ってもカナダ国内の銀行であれば基本的に手数料が無料です。
【ワーホリ/留学】カナダで口座開設におすすめの銀行2社は?
カナダのメジャーな五大銀行はこちらです⇩
- RBC(Royal Bank Of Canada)
- CIBC(Canadian Imperial Bank of Commerce)
- BMO(Bank Of Montreal)
- TD(TD Canada Trust)
- Scotiabank
基本的にはこちらの5社のどれかで口座開設をすれば間違いないわけですが、今回はこの中でも特にワーホリや学生ビザでの長期留学で初めて口座を開設するのに最適でおすすめの銀行2社の『Chequing Account』をそれぞれ2種類ずつ紹介します!
TD(TD Canada Trust)
私のオススメNo1は、カナダワーホリや留学での口座開設で一番人気があるといっても過言ではない『TD(TD Canada Trust)』です!
北米全域に支店は2300ヵ所、ATMは4000以上にものぼりバンクーバーなどの大都市には日本語で対応してもらえる支店もあることが人気の理由の一つでもあります。
『Chequing Account』の種類はいくつかありますが初めてカナダで口座開設する方には以下の2つがオススメ⇩
- ATMの引き出し限度額は1日に$1,000まで(※それ以上は窓口で対応)
- デビットカードの利用限度額は1日$1,000まで(※必要に応じて変更可能)
- e-Transferの取引をキャンセルする場合は$5.00の手数料が必要
- 海外送金(TD Global Transfer)は金額に応じて手数料が必要
- 口座解約手数料として$15が必要
TD Unlimited Chequing Account(special offer for newcomers)
こちらの口座の魅力は、本来であれば口座残高として$4000(約40万円弱)保持していないと口座維持費として月額$16.95(約1,600円)が必要となるところ、カナダでの滞在が5年未満の移住者(ワーホリなどの一時的な就労者も含む)は残高関係なく1年間月々の口座維持費を免除してもらえること!!
- 口座維持費が1年間無料(カナダに滞在5年未満の方が対象)※1
- TD、TD以外のATM手数料無料
- e-Transferやデビットカードは利用回数無制限で手数料無料
- TD Appやネットバンキングサービスは24時間アクセス可能
- 日本語対応可能な支店があったり、バンクーバーには日本語専用の窓口がある※2
※1 Unlimited Chequing Accountのみが1年間の口座維持費無料の対象となります。
※2 日本語で口座開設が可能なバンクーバーの支店は、700 West Georgia Street, Vancouver です。
⇒Unlimited Chequing Accountの詳しい情報はこちらから日本語で確認できます。
家賃などの支払いに利用する『e-Transfer』などの銀行間の送金、買い物でのデビットカード利用、ATMでの引き出しの全てを含めた取引が回数無制限で手数料無料!!
アプリやオンラインバンキングで24時間週末など関係なく銀行のサービスを利用することができるのも何かと便利です。
それ以外にも日本語で各口座の説明を見ることができるのも初めての口座開設には非常に心強いです!
TD Student Chequing Account
学生ビザで滞在予定の方は、下記の条件さえクリアすれば『Student Chequing Account』が23歳(大学、カレッジ卒業予定日)まで口座維持費が無料なのでオススメです。
こちらの口座開設の対象となる条件は・・・
- 滞在先の州、または準州で成人年齢に達している
- カナダ政府発行の就学許可証を持っている
- カナダ認定大学、カレッジに在籍するフルタイムの学生である在学証明書を有する
- 有効なパスポートを保有している
- 口座維持費が無料(23歳(卒業予定日)まで)※1
- e-Transferやデビットカードは利用回数無制限で手数料無料
- TDのATMの手数料無料(TD以外は手数料がかかる)
- Amazonギフトカード$100分がもらえる特典がある
- 日本語対応可能な支店がある(Unlimited Chequing Accountと同様)
※1 TD Student Chequing Accountは23歳(それか指定された卒業日)になるまでが対象となり、それ以降はフルタイムの在籍証明書を提出することで引き続き利用が可能
⇒Student Chequing accountの詳しい情報はこちらから(英語のみ)
CIBC(Canadian Imperial Bank of Commerce)
特に英語でのやりとりにも不安がないという方であればTDとサービス内容に大差がないCIBCもオススメです!
CIBCも支店、ATMともに1000ヵ所以上あり、カナダ国内の小さな都市から大都市まで幅広くサービスを利用することができます。
CIBCの『Chequing Account』の中でも、カナダで初めて口座開設する方には以下の2つがオススメです⇩
- CIBC以外のATM手数料は月に1回以降は1取引に$2.00必要
- CIBCのATMの引き出し限度額は1日$1,000まで(※それ以上は窓口で対応)
- Smart Account for Studentsは卒業日を提示する必要がある
CIBC Smart Account for Foreign Workers
こちらもTDと同じく本来であれば、$4000(約40万円弱)の残高を口座内に保持していないと口座維持費として月額$16.95(約1,600円)が必要となるところ、居住5年未満で最低12ヶ月有効の就労ビザ(ワーホリも含む)を保有していることで2年間無料で利用が可能!
- 口座維持費が2年間無料(※居住5年未満、最低12ヶ月有効な就労ビザの保持者)
- e-Transferやデビットカードが利用回数無制限で手数料無料
- CIBC以外のATM引き出しが毎月1回無料
- CIBCのATMの手数料無料
※別でCIBC Smart Account for Newcomersという口座がありますがこちらも上記と同じ条件です。
⇒CIBC Smart Account for Foreign Workersの詳しい情報はこちらから(英語のみ)
CIBC Smart Account For Students
学生ビザで大学やカレッジに通う予定がある方は、25歳以下での卒業まで口座維持費が無料になるこちらの学生専用の口座が断然オススメです!
こちらの口座開設の対象となる条件は・・・
- 有効なパスポートを保有している
- 学生ビザを保有している
- フルタイムの学生である在学証明書を有する
- 口座維持費が無料
- e-Transferやデビットカードが利用回数無制限で手数料無料
- CIBCのATMの手数料無料
- クレジットカードが無料で作れる
- 紙の取引明細書の発行が無料
- CIBC以外のATM引き出しが毎月1回無料
こういったことからTDもCIBCもほぼ同じサービス内容で、ATMもたくさんあり便利なので英語でのやりとりに不安がある方はぜひTD(TD Canada Trust)での口座開設をオススメします!!
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口座開設までの流れ|必要なものと手順
口座開設に必要なものは?
赤色の文字は口座開設に必ず必要なので確実に手元に用意しておく必要のあるものです。
- パスポートや運転免許証など(顔写真がついている身分証明書)
- 本人名義のクレジットカード
- ビザが確認できる書類など
- SINナンバーが表記された紙(ワーホリなど就労ビザ保有者が必要な社会保険番号)
- 滞在先住所が分かる郵便物や書類など
- 携帯番号とemailアドレス
- 初めに入金する現金
滞在先住所は大半の場合が聞かれるのみですが、場合によっては郵便物など住所のわかる書類を持っているかどうか聞かれることもあります。(住所は後から変更可能)
ない場合は正直に『ない』って答えても問題なく口座開設ができることがほとんどだから焦らなくて大丈夫!
※携帯番号はなくても口座開設はできますがアプリとネットバンキングに必須です。
口座開設が完了すると『初めに口座にいくら入れますか?』と必ず聞かれるので最低限の現金($10〜100)を用意しておくと◎(なければ後日でもオッケー!)
口座開設の手順
手順としては『TD』も『CIBC』も同じ流れとなります。
携帯番号は直接口座開設に必要となるものではありませんが、アプリやオンラインバンキングの登録に必須になるのでSINナンバーと同じく事前に取得しておくと手続きがスムーズです。※1
日によっては予約が詰まっていることもあるので時間にはくれぐれも遅れないようにしましょう。
到着したらどの種類の口座を作りたいのか、事前にスクショやリーディングリストに登録しておくなどして見せられるようにしておくと間違った口座を作ってしまうなんてこともなく安心!
暗証番号は事前に考えておくのがオススメ。(後から変更できます)
口座開設は早ければ30分もかからずに完了!
当日にキャッシュカードも渡してもらえると同時に、アプリやオンラインバンキングの登録方法など説明してもらえるので早めにアプリのインストールやオンラインバンキングの登録を済ませましょう。
※1 SINナンバーはワーホリを含める就労ビザで仕事をする予定がある人は必ず必要になる社会保険番号です。
⇒SINナンバーの取得方法はこちらのサイト『留スタ』がわかりやすいので参考までに◎
【番外編】口座開設に使える便利な英語
・”Hi, I have an appointment at ○. My name is 〇〇.”
(○時に予約を取っています、〇〇です。)
・”I would like to open a new account.”
(新規で口座開設をしたいです。)
↑この時にリーディングリストなどに保存しておいた作りたい口座の種類が分かるサイトページを見せると銀行員の方がすぐに分かってくれます。
・”Do you have somebody speak Japanese?”
(日本語を話す人はいますか?)
・”I came to Canada for working holiday.”
(ワーキングホリデーでカナダに来ました。)
・”Could you show me how to use ATM?”
(ATMの使い方を教えてもらえますか?)
・”How can I start online banking?”
(オンラインバンキングはどうやって始めるんですか?)
【口座開設によく使われる単語】
Chequing account | 普通口座 | Identification(ID) | 身分証明書 |
Saving account | 貯蓄口座 | deposit | 預ける |
Joint account | 共同口座 | withdrawal | 引き出し |
Personal(single) account | 個人口座 | Social Insurance Number | SINナンバー |
Account type | 口座の種類 | Interest | 利子 |
balance | 残高 | fee/charge | 手数料 |
PIN number | 暗証番号 | transaction | 取引 |
transfer | 移す | signature | サイン |
口座開設にあたっての注意点
時間がかかる場合がある
日本でも銀行など、前の人のやり取りに担当者が時間がかかってしまった場合、予想以上に待たなければならなくなることってありますよね…。
カナダでも事前に予約をしているとはいえ、曜日や時間帯によっては銀行全体が混み合っていて予約時間帯から大幅にずれ込み口座開設完了までに1時間以上かかるなんて可能性も。
とはいえ手続きが始まってしまえば中断もできないので銀行の後に予定を入れるのはなるべく避けて、あらかじめ時間に余裕がある日時に予約することをオススメします。
マイナンバーカードを求められる可能性がある
場合によっては口座開設時に身分証明書などと共に、日本のマイナンバーカードの提示を求められることがあります。
ちなみに私がTDで口座開設した時には全く聞かれませんでしたが、万が一のことも考えてマイナンバーカードを持参しておくことをオススメします。
滞在先住所にホステルなどは使えない
口座開設が完了すると登録住所あてに銀行からのお知らせなど郵便物が必ず届きます。
よって、口座開設時に一時的に滞在しているホステルやホテル、留学エージェントの現地オフィスなどの住所を勝手に使用するのは避けましょう。
最低でも1ヶ月くらい滞在する予定のあるホームステイ先で許可を得られたら一時的な滞在先として住所を使用できますが、それ以外は住む家を見つけてから口座開設することをオススメします。
⇒【カナダワーホリ】到着〜就労までの流れ|各手続きの優先順位と注意点を徹底解説!
まとめ
今回はカナダにワーホリや留学にこれから行く方に向けてカナダでの銀行口座開設について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
紹介したのはTDとCIBCだけですが、他の銀行で口座開設する場合も共通して注意したいことは、開設する口座の種類やサービス内容(口座維持費が1年間無料など)を必ず手続きが始まる前に再度確認すること。
何を言われているのか全く理解できていないのに『Yes, yes』など適当な返事をしてしまうのではなく、わからない時は恥ずかしがらず翻訳機能などを使用してでもわかるまで質問しましょう!
英語に不安がある方ならなおさらですが、英語に不安がなくてもカナダの銀行のサービス内容は日本の銀行と異なることも多く、お金に関わることなので慣れるまでは慎重にATMや送金などの取引を行いましょう。
それでは楽しい留学を!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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