【カナダワーホリ】到着〜就労までの流れ|各手続きの優先順位と注意点を徹底解説!

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今回は次のように疑問を持っている方に向けてカナダ現地に到着してから仕事を始めるまでに済ませておく手続きについて解説したいと思います。

・現地に到着したら何から始めればいい?
・手続きしないといけないとか聞くけど優先順位はある?
・手続きに必要な持ち物や方法を知りたい

さてカナダワーホリのための準備も終わり、出国していざカナダに到着!!

『えーっと。なんか手続きとかいるの?でもやっぱり拠点となる部屋探しから始めるべき??』

やらないといけない手続きがあるのはなんとなく知ってるけど、一体何から始めればいいのか分からないなんて方もいらっしゃると思います。

私もカナダへワーホリに行った際にもちろん一通りの手続きを行ったわけですが、

(あれ?この手続き先にしとけばよかったかも…)

と思うようなこともありました…笑

という事で本記事では、私がカナダワーホリ時にこの順番にすれば手続きがもっとスムーズだったかなーと思う優先順位で仕事を探し始めるまでにやるべき事を解説するので参考にしてもらえれば嬉しいです!

この記事で分かること
  • カナダ到着後の全体的な流れ
  • やる事や手続きの優先順位は?
  • 各手続きの内容、必要な物、方法は?
  • 各手続きの注意点は?

⇒【カナダワーホリ】出発までの準備9ステップと出発直前にすべき事7つを徹底解説

⇒【準備編】カナダワーホリ/留学に必要な持ち物リスト|私が実際に持って行った物をカテゴリー別に解説

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目次

カナダ到着〜就労までの流れと各手続きの注意点は?

こちらでこれから挙げる内容はワーホリを経験する方であれば誰もが必要となる手続きとなり、①番から順に沿って行うことで住所変更などの二度手間を防ぐことができますよ。

カナダ到着後からすべきことは到着時から優先順位の高い順に次のようになります。

  1. 【到着時】空港にてカナダドルに両替
  2. 携帯電話契約/SIM購入
  3. SINナンバーの申請/取得
  4. 部屋探し
  5. 銀行口座開設
  6. 在留届の申請
  7. CV(履歴書)作成

①【到着時】空港にてカナダドルに両替

カナダに到着したらまずは現金が必要になりそうな金額分をカナダドルに両替しましょう。

いくら両替すればいいか分からない人は、到着日から1〜2日間の自分の行動を思い浮かべてみると金額を決めやすいですよ。

滞在先のホテル代などを予約時にすでに支払っているのであれば、到着日の空港から市内(ホームステイ先や滞在先のホテル)までの交通費、万が一クレジットカードが使えないお店や状況に遭遇しても現金でカバーできるくらいで約2〜3万円あれば十分です。(※最悪足りない場合でもダウンタウンで両替できます)

YuKi

カナダの大型スーパーや生活用品が購入できるようなモールでは、ほぼ100%に近い確率でクレジットカードやキャッシュパスポートに対応しているから現金は本当に最低限で問題ないよ!

必要な書類は?
  • 両替分の日本円
  • パスポート

両替の注意点は、

  • 必要以上の大きな金額を両替してしまわない
  • 両替所が複数ある場合は必ずレートを確認して比較する(手数料なども)

ただでさえ空港の両替所は街中にある両替所や銀行などより両替レートが良くないと言われています。

そのため必要以上の金額を両替してしまうのは損をしてしまう恐れもあり、大金を持ち歩くのも危険なので最低限必要な分だけにしておきましょう。

両替所によってはレートは他に比べて良いけど手数料が高かったり、逆にレートは少し悪いけど手数料が無料だったりとなかなかパッとレートだけみて決断するのは難しいです。

が空港ではネットが使えるところがほとんどなので、両替の平均的なレートをささっとチェックして両替の計算方法は簡単なので両替前に自分で計算してみるのがおすすめです。

YuKi

両替所が混んでいなければスタッフの方に直接いくらになるか計算してもらうのも全然アリだよ!!

②携帯電話契約/SIM購入

まず現地に到着したら一番初めにすることは携帯電話を使えるようにすることです!

もちろん滞在先であれば無料でWifiが使用できますが、後に銀行口座開設などにも現地の電話番号が必要になり早かれ遅かれ契約が必須になるので到着したら真っ先にしておくに越したことはありません。

一番良い方法としてはSIMフリーのスマホを日本から持参し現地のSIMキャリアで契約するのが通信費としても料金が安くプリペイド式で使用できるので使い勝手がいいです。

・大手の携帯会社のSIMカードを利用する場合

→直接支店に来店してSIMカードを購入して、やり方が分からなければその場でスタッフに教えてもらえるので自分で設定とかに不安がある方には正直この方法が一番簡単でおすすめです

・格安SIMキャリアのSIMカードを利用する場合

→月額料が安く個人的におすすめの格安SIMですが、大手携帯会社のように街中に支店を構えていない場合もあるので、基本的には自分で大型スーパーやモールでSIMカードを購入し、自分でパッケージの指示に従ってオンライン上で設定、契約をすることになります

必要な書類は?
  • SIMロック解除済みのスマホ
  • クレジットカード(日本発行のデビットカードは使用不可)

(※上記に挙げた必要なものは支店に直接来店する場合のみ)

携帯電話契約の注意点は、

  • 滞在先の地域によっては通信エリア対応でないこともあり得るので確認が必要
  • 必ずマンスリープランではなくプリペイド用のプランを選びましょう
  • キャリア選びは慎重にする

大手携帯会社はもちろんですが格安SIMキャリアであっても通信エリアはカナダ国内で幅広くカバーされていることがほとんどです!

ただ小さな都市を行き先として選んでいる場合は必ず事前に対応エリアを確認しないといざSIMを買って契約しようと思ったら対応しておらず再度SIM購入しないといけないなんてことにもなりかねません。笑

通信エリア、料金プランなど全て含めて、キャリア選びは慎重に行わないとせっかく契約したのに他のキャリアに変更しないといけないなど二度手間になってしまう可能性もあるので注意が必要です。

別記事で私が個人的におすすめする格安SIMカードについてかなり詳しく説明しているので携帯電話使用にかかる費用を抑えたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。

⇒【留学にも◎】カナダのおすすめ格安SIMカードは?料金プランと契約方法を徹底解説

③SINナンバーの申請/取得

『SINナンバー』とは『Social Insurance Number』の略で、カナダで就労する場合には必ず必要になる個人個人に与えられる9桁の社会保険番号です。

日本でいうところのマイナンバーですね。

こちらの番号をもらう方法としては『Service Canada Centre』という日本の役所のようなサービスを行なっている機関で直接窓口で申請手続きをするのが一般的ですが、オンライン、郵送での申請も可能です。

Social Insurance Number Application(オンライン申請フォームはこちら)

SINナンバーの申請にあたって予約は必要ないですが、土日祝は休み、曜日や時間によっては混み合う時間もあり1時間近く待たされることも珍しくないので、時間に余裕がある時や営業時間が始まる直後に行くのがおすすめです。

必要な書類は?
  • パスポート
  • 就労許可証(Work permit)原本

パスポートは必ずコピーでなく原本が必要になります。

必要な持ち物としては上記の2つのみですが、情報として住所や出生時の名字、カナダの携帯番号などを必ず聞かれるので窓口で申請する場合には事前に確認しておきましょう。

SINナンバー申請の注意点は、

  • 与えられたSINナンバーは絶対に他人に教えてはいけない
  • SINナンバー記載の用紙を紛失、番号がわからなくなっても再発行はされない
  • 郵送での申請には受け取り先の住所が必要になる
  • オンライン、郵送申請は1週間以上かかる

SINナンバーはお金が関わるような手続きにも使われる個人情報に関わる重要な番号になります!!

万が一このSINナンバーを仕事先や銀行以外の他人に教えてしまった場合、クレジットカード申請、銀行口座開設、レンタカーの利用などに使用されてしまい巨額の請求をされたりする可能性も十分にあります。

特にワーホリや留学ではホームステイやシェアハウスなど他人と生活を共にすることがほとんど。

SINナンバーが記載された書類などは人目につくようなところにほったらかしにせずきちんと見えない所に保管しておくと同時に、万が一記載の用紙を紛失した時のため自分だけがわかる所に番号をメモしておきましょう。

そして次にSINナンバー申請において窓口以外のオンライン、郵送での申請にはパスポートや就労許可証のスキャンが必要になる上に番号を教えてもらうまでに最低でも1週間以上はかかります

YuKi

SINナンバーは就労のためだけでなく銀行口座開設にも必ず必要になるため即日発行してもらえる窓口で出来るだけ早く申請するのが一番おすすめだよ!

④部屋探し

語学学校に通う方であれば既にホームステイ先など滞在先が既に決まっている方も多いかもしれませんが、そうでない方は自分で部屋探しをする必要がありますよね。

ワーホリでの滞在にオススメは断然シェアハウスです。

必要なものは?
  • カナダの携帯番号

部屋探しをする方法としては賃貸物件が投稿されている専用のウェブサイトを利用するのが一般的なので主にオーナーとのやりとりにカナダの携帯番号が必要になるということです。

YuKi

後に紹介する銀行口座開設にホテルなどの一時滞在先住所が使えないので口座開設前に部屋探しを済ませるのが理想!

部屋探しについては別記事で詳しく注意点などを解説しているのでよかったら参考にしてみてくださいね。

⇒【カナダワーホリで部屋探し】シェアハウスの探し方|注意点と内見で確認するポイント

⑤銀行口座開設

就労をするのに必ず給料受け取りに必要になる銀行口座ですが、すぐに仕事をする予定がなくてもワーホリで長期滞在するのであれば月々の家賃の支払いに必要になったりすることもあるので口座開設は絶対と言えます。

カナダでの銀行口座にも日本と同じく『Chequing account(普通預金)』『Saving account(定期預金)』の2種類があります。

基本的には出し入れが気軽に出来る『Chequing account』を作っておくだけでオッケーです!

毎月自動引き落としで貯金ができるシステムなどを利用してお金を貯めたいなど目的があれば2種類両方作るのもいいですが、『Saving account』は口座維持に必要な口座内の最低保有金額が定められていることもあるのである程度お金が貯まってから作るかを決めるといいです。

銀行口座開設の流れとしては、事前に来店の予約(電話かオンライン予約)をして下記の必要書類を持参しスタッフの方の指示に従い口座開設を行います。

よっぽど混んでいない限りは1時間もかからず口座開設ができますが、来店予約をしていても待ち時間がある場合もあるので前後に予定がなくて時間に余裕がある日に訪れるのがおすすめです。

必要な書類は?
  • パスポート
  • 就労許可証(Work permit)
  • SINナンバーが記載された用紙
  • 住所が確認できる郵便物(あればでオッケー)
  • カナダの携帯番号

パスポートは原本で、前述しましたが口座開設にはSINナンバーが必ず必要になるので絶対に忘れないようにしましょう。

またカナダの携帯番号はアプリダウンロード後の設定などに必要になったりします。

銀行口座開設の注意点は、

  • カナダの銀行口座は基本的に維持費が必要になるので事前に確認が必要
  • 一時滞在先の住所の使用には注意が必要
  • 来店までにどの口座を開設するか決めておく

カナダの銀行口座は日本の銀行口座とは違い、維持費が必要だったりATMの引き出し回数や引き出し金額に回数制限や限度額があったりして気づかないうちに手数料を引かれていたりするので確認が必要です。

住所についてですが住所として設定した宛先に銀行のカードや重要書類などが送られてくるので、残念ながら一時的に滞在しているホテルの住所などは使うのはあまりオススメできません。。

嘘をついたりして使っている人もいるようですがどちらかというと使わない方がいいので、急いで銀行口座開設をするのではなく部屋探しをしてしっかりと滞在先が決まってからがおすすめ。

YuKi

例外としては1ヶ月以上滞在予定のあるホームステイ先で、ホストファミリーに住所の使用許可をもらって事前に郵便物が届くということさえ伝えておけば口座開設も可能だよ

その他には来店時に必ずどの口座を作るのか決めておかないと、ろくに維持費などの詳細を確認できないままスタッフにおすすめされた口座を選んでしまいがちなので来店前に決めておきましょう。

カナダでの銀行口座開設については別記事でより詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。

⇒【ワーホリ/留学】カナダで口座開設におすすめの銀行2社|必要なものと口座の作り方を徹底解説

⑥在留届の申請

カナダにワーホリであれ留学であれ3ヶ月以上滞在する場合は、在留届の提出が必須です。

こちらをなぜ行う必要があるのかというと、万が一、家族から本人への連絡がつかなかったり事故や事件に巻き込まれた際に在留届を出していないと安否の確認をすることができず何かあっても救援活動がスムーズに行われない可能性もあるからです。

提出方法としては、領事館窓口かオンラインか郵送になります。

直接領事館に提出するか郵送する場合、申請用紙は在バンクーバー日本国総領事館からダウンロードできるのでこちらに記入をします。

滞在先によっては領事館が近くにない場合もあるので場所を問わずに手軽に申請ができるオンライン申請が一番早くて簡単です。

必要な書類は?

現物として必要な書類はないですが、記入の際に、パスポートナンバーなど情報が必要になります。

在留届の提出の注意点は、

  • 必ず定住先が決まってから提出をする
  • 住所や携帯番号が変更になったら変更届を忘れずに提出する

在留届なので住む場所が決まってから提出しないといけないことは当然ですが、提出後に引っ越したり携帯番号が変わったら必ず変更届を出すのを忘れないようにしましょう。

これを忘れてしまっては在留届の意味がなくなってしまいますよ!

⑦CV(履歴書)とカバーレターの作成

さてここまでの手続きを全て終えたら、ようやく仕事を探し始める準備をします。

カナダでは日本のように履歴書のフォームがあるわけではなくてパソコンで必要事項を含めた CV(履歴書)を作成する必要があります。

CV(履歴書)の例としては次のようになります。(※2ページくらいに簡潔にまとめる)

引用元:doda

CVに必ず記入する事項としては、

  1. 名前、住所、携帯番号、emailアドレス
  2. 希望する職種やポジションを短かめにまとめて書く
  3. 経歴やスキルの要約
  4. 職歴
  5. 学歴
  6. 資格やスキル
  7. その他のアピールしたい事や応募職種に有利になりそうな経験など

⑦番に関しては必ず必要なわけではありませんが、応募するにあたって印象が良くなったりプラスになると思うことがあれば記入した方が受かる可能性が上がることも十分にあり得ます。

YuKi

CVの作成は②番の希望職種以外は日本であらかじめ作成しておいて問題ないから、日本出発前に用意しておくといざ仕事を探すときによりスムーズに行動することができるよ!

次に『カバーレター』と呼ばれる日本ではあまり馴染みのないものですが、こちらはCVでは記入項目としてはない志望動機やその仕事に対する意欲などをアピールするための役割があります。

カバーレターの例としては、

引用元:doda

カバーレターとCVが両方出来上がったら、図書館や『Employment centre』といういわゆる日本のハローワーク的な場所で数枚コピーしCVだけ2枚以上の場合はホッチキスで左上を止め、カバーレターを添えて渡しましょう。

以上が到着から仕事を始めるまでの流れになります!

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まとめ

今回はカナダワーホリでの現地到着から仕事を探し始めるまでの流れについて必要な手続きなどについて解説しましたがいかがだったでしょうか?

ぱっと見でやることはたくさんあるように思われたかもしれませんが、部屋探しを除いて各手続きとしては数時間あれば済むようなことがほとんどです。

部屋探しだけは自分の意志だけではどうにもならず、探し始めるタイミングや正直運次第なところが大きいです。

一番避けたいことは、なかなか見つからないからと焦って適当に部屋を決めてしまうこと。

部屋探しに万が一1週間かかってしまっても焦らずにその後の銀行の手続きなどを着実に進めていきましょう!

それでは楽しいワーホリ生活を!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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