※本サイトはプロモーションが含まれています。
今回は次のような疑問を持っている方に向けて、私のニュージーランドワーホリの経験をもとに部屋探しに役立つ情報をまとめました!
・ニュージーランドでの部屋探しの方法は?
・部屋探しをスムーズに進めたいけどコツはある?
・契約する前に確認しておくことは?
さていよいよニュージーランドでワーホリ!
現地に到着してからすべきことの一つとして避けては通れないのがやはり滞在先となる『部屋探し』です。
ニュージーランドでは、一時滞在先となるホテルやバックパッカー宿の料金が全体的に高いので部屋探しに時間がかかりすぎると、当然ながらその分ホテル代が高くついてしまうので早く見つけたいところです…。
そんなわけで本記事では、ニュージーランドワーホリで1週間以内に部屋を見つけることができた私が部屋探しに使ったウェブサイトととにかく優良物件を見逃さずスムーズに部屋を探すコツを紹介します!
- 『フラット』の特徴、家賃相場、部屋タイプ
- 部屋探しの方法
- 部屋探しに便利なウェブサイト
- 優良物件を効率よく探すコツ
- 契約前に確認すること
⇒【NZ留学】SIM購入におすすめのキャリアは2社|料金プランの特徴とよくある疑問を徹底解説
⇒【ニュージーランドワーホリ】経験者おすすめ都市3選と選び方のポイント
フラットとは?(特徴、家賃相場など)
『フラット』とは?
『フラット(flat)』はイギリス英語でニュージーランドではいわゆる複数人で家をシェアする『シェアハウス』の意味で使われます。
ニュージーランドでの滞在方法の選択肢としては次の3種類となります。
- ホームステイ
- アパートメント(一人暮らし)
- フラット
語学学校に通う方はホームステイを短期間で利用される方が多いですが、通わない方は基本的に自分で部屋探しをしてアパートメントかフラットを選ぶ人がほとんどです。
絶対に他の人とのシェアハウスは嫌!!という人以外は、家賃が安くて家具や電化製品などを揃える必要のない『フラット』が断然おすすめです!!
特徴は?
- トイレ、シャワーを共有
- キッチン、リビングルームを共有
- 家具、食器、調理器具が揃っている
- 家賃に水道光熱費が含まれている
フラットによってはWifi代は含まれておらず滞在人数で月額料金を割り勘する場合や、Wifi代込みの家賃でオーナーが契約しているデータ容量を超えた時のみ超過分をルームメイトで割り勘するなど様々ですが、水道光熱費は基本的に家賃に含まれていることが多いです。
フラットの特徴をまとめると、完全な一人暮らしのようにWifiや電気、ガスなど面倒な契約をする手間がなく入居してすぐに生活ができる環境が整っていてかつ契約もシンプル。
数ヶ月の短期から滞在可能なフラットも多いので初めから長期契約は不安という方にも◎
そのうえアパートメントより格段に家賃が安く、契約さえ守れば気軽に引越しもできるのでワーホリのような複数都市の移動の可能性がある一時的な滞在者にはぴったりな条件が揃っているのが『フラット』のメリットです。
部屋タイプは?
- 一人部屋
- 複数人部屋
- カップル部屋
部屋ごとに家賃が設定されており当然ですが一人部屋(個室)は一番高く、二人以上で1部屋をシェアする複数人部屋が一番安いです。
家賃相場は?
日本でも地域によって家賃が違うように、ニュージーランドも地域によって家賃相場が違います。
ワーホリや留学で人気のオークランドは物件数が多いのがメリットであると同時に、他の都市に比べると決して家賃は安くありません。。(ちなみにクイーンズタウンは物件数が少なく家賃も高いです。)
ニュージーランド全体の家賃相場としては、NZ$130〜250/週なので1ヶ月で約4.2〜8万円ほどです。
正直NZ$130は最安レベルの物件なので掲載数としては少ないですが、NZ$150〜200の間の物件は比較的多く掲載されているのでこう考えるとシェアハウスとは言えど家賃が7万円以下で済むのは費用を節約したい人には嬉しいですよね!
参考までに、家賃が安い地域、都市はこちら。
- インバーカーギル
- ダニーデン
- ロトルア
- ハミルトン
- クライストチャーチ
【NZワーホリ】フラット(シェアハウス)の探し方
ニュージーランドでの部屋探しは日本のように不動産屋さんを通すことはなく、直接オーナーとのやり取りで契約を交わす形になります!
基本的なフラットの探し方(契約までの流れ)は次のようになります。
- 物件が投稿されているウェブサイトかFacebookで物件をチェック
- 気に入った物件があれば投稿に指定されている方法(電話、メールなど)で空きの確認、連絡する
- 内見前に聞いておきたいこと(部屋タイプなど)があれば初めの連絡で聞いておく
- 内見の約束をして直接自分で内見に行く
- 気に入れば契約の最終確認をして契約する
それではさっそく物件探しに便利なウェブサイトや方法を紹介していきます!
trade me(英語のみ)
『trade me』は英語のみのサイトで、ニュージーランドの多くのローカルの人が利用している現地のコミュニティーサイトです!
物件だけでなく、車、家電などの個人間の売り買いや仕事の求人など幅広い情報を得ることができるので非常に便利。
『trade me』は物件数も多く、詳細設定での検索もできて地図がしっかりと載っているのでいちいち住所をマップで探す必要がないのも場所をすぐに把握しやすくとにかく誰でも簡単に使いやすいです。
英語のみのサイトに抵抗がない方は、『trade me』を中心に他のウェブサイトと合わせて物件探しを進めるのがおすすめです!
nzdaisuki.com(日本語のみ)
『nzdaisuki.com』はニュージーランドに滞在する日本人のための日本人コミュニティーのウェブサイトです!
こちらも先ほどの『trade me』と同様、物件以外にも物の売り買いができたり仕事の求人が掲示板からチェックできたりします。
基本的には日本人に向けたウェブサイトなので日本語表記ですが、英語表記の物件投稿もあります。
ただ『nzdaisuki.com』では『フラットを〇〇で探しています!』などと投稿することができて、空き予定の物件を紹介してもらえたりするのでタイミングなど運次第ではすんなりと物件が見つかる可能性もあります。
こういったことを踏まえると、日本人同士が安心!と思う人であればいいですが、フラットならではの魅力とも言える国際交流がしたい人は『trade me』などローカルのウェブサイトの利用がおすすめです。
nzflatmates(英語のみ)
こちらの『nzflatmates』はまさに物件探し専用のウェブサイトになります。
こちらは他のウェブサイトとは少し異なり、もちろん物件を見ることはできますが自分のプロフィール(国籍、ジェンダー、年齢、趣味など)を登録しておくことで物件のオーナー側がプロフィールを見て気に入れば『こんな物件があるけどどう?』とオファーを出せるという他のサイトにないシステムがあるんです!
このシステムは部屋を貸す側のオーナーも相性が良さそうな借り手に出会える可能性が高くなり、これはオーナー側だけでなく私たち借りる側もオーナーの人柄などFacebookと連携されていることで把握しやすく、よりお互いの希望に沿った条件で物件探し、入居者探しができるということ。
realestate.co.nz(英語のみ)
こちらの『realestate.co.nz』は不動産会社が運営している物件のウェブサイトになります。
英語のみになるのでニュージーランドローカルの利用者が中心ですが、小さな都市や田舎の地域の物件は非常に少なく、どちらかというとオークランドやウェリントンなどの主要都市は物件が豊富なのでおすすめです。
どちらかというと若者の利用者が多い『trade me』よりは全体的に家賃が高めの物件が多いので、チェックしてみるに越したことはありませんが選択肢の一つとしてあるということだけ知っておくといいかなという感じです。
登録しなくても物件を検索することは可能なので一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
ウェブサイト以外の探し方
他にはFacebookのグループでニュージーランドの『buy and sell』というマーケットプレイスでも物件を探すことができます。
Facebookアカウントさえあればメッセージのやり取りも簡単にできて、頻繁に更新もされるため空き時間にチェックしておくと良い物件に出会える可能性があります!
Facebook以外では友人や知人に部屋探しをしていると伝えておけば、タイミングが良ければルームメイトを探している人や物件のオーナーを紹介してもらえるなんてこともあります。
効率よく探すコツは?
部屋探しを効率よくするためにすることは次の3つです。
- 部屋探しのウェブサイトは1日に複数回チェックする
- 物件候補を探すエリアは幅広く検討する
- 候補を見つけたらすぐに連絡する
①ウェブサイトは1日に複数回チェック
こちらは意外と多くの人がしてしまいがちなんですが、1日に1,2回だけチェックして希望に合う物件が見つからないからと次に検索するまでの時間を空けすぎてしまうということ。
部屋探しはできるだけ短期間に集中して行う方が効率が良いです!
なぜかというと、『trade me』などの現地の人も多く利用しているウェブサイトは更新頻度が非常に高く、掲載されている物件数は多いですが当然ながら利用者が多いということはそれだけ競争率も高いということです。
物件数が多くて更新頻度が高いなら部屋探しも簡単そうだけど…?
なんて思ったかもしれませんが、優良物件(家賃や地域、条件などがいい)は正直、一瞬でリストからなくなります。笑
なんといっても部屋探しは早い者勝ちです!!
リストからなくなりはせずとも、投稿された時から時間が経っていれば経っているほど連絡しても連絡が返ってこなかったり、『既に決まった』と言われることもよくあります。
仕事を既に始めているのであれば少し厳しいかもしれませんが、まだ働いていない状態であれば検索と検索の時間を空けすぎないように根気よく頻繁にチェックするのが部屋を効率よく見つける近道です!!
②物件候補を探すエリアは幅広く検討する
物件探しを始めると、掲載されている物件の住所や地図なども目にする機会も増えなんとなくその都市の住居エリアを把握できてきます。
仕事が既に決まっているのであれば必然的に通勤を考慮したエリアを選びたいとはなると思います。
できれば仕事が決まっている決まっていないに関わらず公共交通機関が利用できる範囲の広めのエリアで部屋探しをするのがおすすめです。
極端な例ですが、便利な中心地がいいからと中心地以外では全く探さないというのはあまりにも効率が悪すぎます。笑
よっぽどの田舎でない限り中程度以上の都市であれば、たとえ中心地でなくてもバスで5〜15分くらいの範囲まで探すエリアを広げるだけで物件数が増えることは言うまでもなく、中心地ではないというだけで家賃が少し安い可能性も十分あります!
考え方次第では、中心地から外れて家賃が少し安いなら多少のバス代が交通費としてかかるとしてもプラマイゼロかむしろ中心地に住むよりトータルで考えても安いなんて可能性もあるよ
③候補を見つけたらすぐに連絡する
ようやく一つ目の物件候補が見つかったとしましょう。
『うーん、とりあえずお気に入りにでも登録しておいて一通りチェックしてから連絡しよう!』
ちょっと待ってください!!!
とりあえず一通りチェックするのではなく、とりあえず連絡しましょう。
他をチェックしている間に他の人が連絡してすぐに内見の約束をとり即決されるかもしれませんよ。
そんな大袈裟な…と思うかもしれませんが先ほども言ったように人気のエリアや良さそうな条件の優良物件は自分と同じく他の人にとっても魅力的な物件だということを忘れてはいけません。笑
すぐに連絡をとった方がいい理由としては、その物件が1人だけではなく複数人の入居者を探しているのならまだしも、1人しか探していない場合は連絡をしてきた複数人の入居希望者全員と内見の約束をする可能性は低いから。(要するに早い者勝ち!!)
決して可能性がゼロとは言いませんが…コンドミニアムで大量に入居者を募集しているとかでない限りは残念ながら可能性は非常に低いです。
リストから消えていなくても、既に入居者が決まっているなんてことも多々あるので気になる物件を見つけたら、
『Hi, I’m interested in this room. Is it still available? (この部屋に興味あるのですがまだ空いてますか?)』
と初めの連絡はこれだけで全く問題ないので気になった時点でこちらを送っておきましょう!
\ 無料体験レッスン実施中! /
契約前に確認すべきことは?
契約する前に確認すべきことは次のようなことです。
- 家賃やデポジット(Bond)について
- 家具付きか洗濯乾燥機があるかなど(設備について)
- ハウスルールについて(シャワーの時間制限など)
- フラットメイトがどんな人か
- 入居可能日と滞在期間について
- 家賃の支払いや退去時に関すること
家賃やデポジット(Bond)について
家賃
まず初めに確認しておきたいこととして、家賃には何が含まれているのかということ。
フラットの場合は家賃に水道光熱費が含まれていることがほとんどですが、絶対にそうとは限りません。
水道光熱費以外に確認したいことはWifi通信費が含まれているかなどです。
これらは契約前にオーナー側から特に詳しい家賃の内訳を説明されなくても、必ずこちらから何が含まれているのかを確認しましょう。
Wifi通信費が含まれているのであれば月のデータ容量の制限はあるのか、万が一Wifi通信費が含まれていない場合は、どのように計算されるのか(おおよその料金など)、契約してから予想以上の料金を請求されたりトラブルにつながる可能性もあるので必ず確認しましょう!
家賃支払いには銀行振込が便利!口座開設がまだの方はこちらの記事もおすすめです
デポジット(Bond)
こちらは日本でいう敷金礼金のようなものです。
『deposit(デポジット)』か『Bond(ボンド)』と呼ばれ、どちらも同じ意味です。
一般的にこのデポジットは退去時に部屋にダメージがなかったらそのまま返金されますが念のため返金されるのかどうかを聞いておくと◎
もし4週間以上分の金額をデポジットとして要求される場合は明らかにおかしいので契約をするのはやめておいた方がいいです!!(※4週間以上分の請求はまず例外だとしてもあり得ないので注意しましょう)
このレシートをもらうだけでトラブルを避けることができます!
家具付きか洗濯乾燥機があるかなど(設備について)
家具付きかどうか
フラットによりますが、基本的にはベッドや机などの家具がついてくる場合がほとんどです。
ただ例外はあるので、家具付きかどうかも必ず確認しておきましょう!
洗濯乾燥機があるか
ニュージーランドの冬は地域にもよりますが、想像以上に寒いです。
そのため冬の時期は正直、外で干すのは乾きにくく部屋干しするとしてもフラットだと他のルームメイトもいるため干すための十分なスペースがないこともあります。
ちなみに私はホームステイ先では部屋干しでスペースの問題だけでなく乾きづらくすごく大変で、のちにフラットで住んだ時は洗濯乾燥機がありめちゃくちゃ楽だったので、個人的には洗濯乾燥機がある場所を選ぶのがおすすめです!!
ハウスルールについて(シャワーの時間制限など)
こちらはニュージーランドならではですが、シャワーの時間制限がある場合があります。
ニュージーランドでは水はとても貴重と考える人が多く、節水の意識がとても高いです。
特にお湯を溜めたタンクを使っているような少人数のフラットの場合は、万が一シャワーを一人が長時間使ってしまうと後に利用する人が暖かいお湯を使えなくなってしまうことがあり得るので事前に制限がないか確認しておきましょう。
シャワー以外にもハウスルールがないかどうか、契約前に
『What are some rules in the house?(どんなハウスルールがありますか?)』
と忘れず聞いておきましょう!
フラットメイトがどんな人か
一緒に住む人がどんな人かも気になりますよね。
- 国籍
- 性別
- 何人住んでいるのか
こちらの3つは基本的な情報ですが、こちら以外にも生活ルーティンやパーティーのような集まりを日常的にしているのかなど生活スタイルのようなものも気になるのであれば契約前に聞いてみるといいと思います。
私がクイーンズタウンで住んでいたフラットは全員仕事をしている社会人ばかりでしたが、週末の夜になると毎週のようにルームメイトが友人を呼んで結構騒がしくパーティーをしていたので、こういったことが生活上でストレスになりそうであれば一応聞いておくほうがいいかもしれません。
入居可能日、滞在期間、更新について
入居可能日、滞在期間は物件投稿の説明にざっくりと『○月〜』とか『short-term』『long-term』などとだけ書かれていることが多いので契約前には次のことを確認しておきましょう。
- 何月何日の何時から入居が可能なのか?
- 最短/最長の滞在期間は何ヶ月なのか?
- 契約更新のタイミング(2週間ごとなのか1ヶ月ごとなのか)
既に滞在予定の期間が決まっているのであれば最長で何ヶ月くらいなのかを伝えるとオーナー側から期間について詳しい説明をしてもらえることがほとんどです。
家賃の支払いや退去時に関すること
家賃の支払い
家賃の支払い方法と支払いのタイミングを聞いておきましょう!
ニュージーランドのフラットの支払いは主に、1週間ごとか2週間ごとに支払いをすることになります。(※1ヶ月分まとめて払いたい場合は可能なところもあります。)
退去時について
退去についてですが、何日前、何週間前までにオーナーに退去を通知することを海外では『notice(ノーティス)』と言います。
自分の都合で急に退去しなければならなくなったとしても既に支払っている家賃が返金されないことはもちろんですが、この通知をせずに退去する場合は初めに支払ったデポジットも返金されません。
実際に退去時のデポジットの返金や通知期限に関するトラブルも非常に多いので『notice(ノーティス)』の期限は必ず契約時に確認しておきましょう。
家が決まったら次は仕事探し!基本的な探し方やコツはカナダもNZも共通なので気になる方は参考までに
まとめ
今回はニュージーランドでの部屋探しについて探し方から契約時の確認事項などについて解説しましたがいかがだったでしょうか?
部屋探しは時間がかかり、なかなか自分の希望にピッタリとマッチするような物件を探すことは難しいです。
いくらか妥協することは必要とはいえ、適当に選んで確認すべきことを確怠ってしまってはのちのち大きなトラブルに巻き込まれる可能性も十分にあるので注意が必要です。
しかし日本で家を借りるよりプロセスは簡単で、英語に自信がない方でも契約前の確認さえしっかりしていればまず問題なく部屋を借りることができます!
こちらの記事がこれからニュージーランドで部屋探しをする方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
それでは楽しいワーホリ生活を!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント