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ねえねえワーホリで貯金ができるって聞いたことあるけど本当?
もちろん!!節約の仕方によってはむしろ日本にいるより貯金がしやすかったりするよ。誰でも着実に節約できる方法があるから詳しく解説していくよ!
ワーホリといえば「貯金をする」というよりは「お金がかかる」みたいなイメージを抱く人が多いのではないでしょうか?
タイトルにも書いた通り、私はワーホリで250万円の貯金をすることに成功しました。
兎にも角にも可能な限り貯金をしたかったのには理由があり、ワーホリの1年間で英語力をつけてワーホリ終了後に長年ずーっと行きたかった南米周遊を資金を気にすることなく思いっきり楽しみたかったからです。
ズバリ言っちゃいますが、、
使うときは使う、貯めるときは貯める。必要なのは「メリハリ」だけ。
このことを踏まえながらさっそく順番に解説していきたいと思います!
別記事でカナダワーホリ1年間に必要な予算と現地の生活費やカナダワーホリの準備などについてもまとめているので気になる方は参考にしてみてくださいね⇩
【カナダワーホリ】250万円貯金できた!実際の滞在費と貯金をするコツを公開
本記事ではそもそもワーホリで貯金っていくらくらい可能なのか、貯金はしたいけどせっかくのワーホリで貯金のために我慢なんてしたくないという方に向けて、誰でも簡単にできるワーホリでの節約方法について紹介しています。
貯金をするコツの前にまず大切なことは貯金をする目的は何か?を明白にすること。
いざという時のために余裕を持ちたいから将来的にとかでもいいし、貯金して買いたいものがあるでもいいし世界一周がしたいとか正直なんでもいいんです。
貯金に目的がないとダメなの??
ダメじゃないけど目的がある方が目標を定めやすく、1年で〇〇円貯金したいから月に〇〇円は貯金しようとか具体的な数字が見えるだけで、節約の意識も高めやすく目標の貯金額を達成しやすいよ〜!
目的が頭に浮かんだら貯金をするコツはこれだけ↓
ざっくりでもいいから目標の貯金額を設定して本当に必要な出費と無駄な出費を見極める
貯金ができない人の特徴として無駄な出費をしていることにすら気づいていなかったりそもそも無駄な出費が何なのか認識できていないと言われています。
こんな偉そうに言ってる私ですが、20代前半の頃は給料が入ると頑張った自分へのご褒美なんて称してブランド物のバックを購入したり、貯金なんて言葉とは縁がないような散財っぷりでした。笑
今思えばこのバックは完全なる無駄な出費。
なぜかって、価値も分からずそのバックに対して強い思いがあったわけでもなく、その時の流行りで周りの友人も持っていたからというたったそれだけの理由でなんとなく購入したから。
無駄な出費に値段は関係なくそれが100円であろうが無駄は無駄。
安いからと言って100均で1000円分購入したけど全く使ってないならそれは無駄ですがどんなに高価でも長年使い続けているのなら無駄な出費だったなんてきっと思わないですよね。
ポイントは購入する前に本当に今すぐに必要なのか、と考える時間をもつだけで無駄な出費を防げるということです。
この記事を読んで自分でも貯金できそうだなと、節約方法のどれか一つでもトライしてもらえたら嬉しいです。
- ワーホリ出発前に必要になった初期費用
- 初期費用を最小限に抑える方法
- 1年間でかかった滞在費用の金額とその詳細
- 簡単に滞在費を節約する5つの方法
別記事でカナダで語学学校を検討している方に向けてカナダに特化したおすすめの留学エージェント5社の比較などもまとめているので気になる方は参考にしてみてください⇩
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ワーホリ開始までにかかった初期費用は?
初期費用はズバリ16万円程度です!
詳細はこちら↓
項目 | 金額 |
---|---|
ワーホリビザ申請費用 | CA$250(約2.2万円) |
海外医療保険(9ヶ月) | 約CA$530(約4.6万円) |
格安航空券(片道) | 9万円 |
合計(円) | 約15.8万円 |
※上記は私が申請した2017年時点のレートと申請費用です
それでは順番に見ていきましょう。
ワーホリビザ申請費用
申請費用に関しては2019年以降に2回値上げされ、私が申請した2017年から現在までに6ドル上がっています。
それだけでなくバイオメトリクス登録(指紋認証)も2019年の申請費用値上げと同時にワーホリビザでの入国者にも義務付けられるようになりました。
このように私がカナダにワーホリに行った当時から申請費用自体もレートもだいぶ変わっているので初期費用は幸い現在より比較的安めに済ませることができたと言えます。
海外医療保険
海外医療保険の初めの3ヶ月は海外旅行保険付帯のクレジットカードで、残りの9ヶ月間だけ「ブリッジスインターナショナル保険」で最低限の補償額で利用しました。
実際に私が利用した海外保険付帯クレジットカードについては後ほど初期費用を最小限に抑える方法の一つとして紹介してるから詳細を知りたい方はそちらもぜひチェックしてみてね!
格安航空券(片道)
オープンチケット(復路便変更可能なチケット)も検討しましたが片道でも入国に問題がないことがわかったので迷いなく片道の格安航空券を比較サイトで検索し週末、祝日を避けて購入。
私の場合はワーホリ先がユーコン州という小さな街で直行便がなかったこともあり日本からバンクーバーまでの乗り換えあり格安航空券は約7万円、バンクーバーからユーコンまでの正規チケットは約2万円でした。
合計2枚の航空券を購入する必要がありましたがなんとか10万円以内に抑えることができました。
初期費用を最小限に抑える方法は?
海外旅行保険付帯のクレジットカードを活用する
しつこいようですが、ワーホリで海外保険加入は必須。何か起きてから入っておけばよかったーなんて嘆いてもどうしようもないですから最低補償額でもいいので絶対に入りましょう。
でも1回限りのワーホリの海外保険に何十万も払いたくない…。
めっちゃわかります。笑
ただでさえ航空券やビザ申請費用はもちろんのことそれ以外にも準備として必要なものを買い揃えたりでお金が必要なのに、、多少なりとも費用を抑えたい、、。
保険料を最小限に抑えるために私が行った方法として
海外旅行保険付帯(3ヶ月間)のクレジットカード と「ブリッジスインターナショナル保険」を併せて利用する
ちなみに私がワーホリに行く前に新しく作った年会費無料の海外旅行保険付帯のカードはエポスカード
もちろんこちら以外にもライフカードや三井住友カードなどの海外旅行保険付帯クレジットカードもありますが、年会費が必要だったり審査が厳しいなどワーホリのためだけに新しく申請するのはちょっと…と感じるものが多いのに比べこのエポスカードが本当に最強なんです。
エポスカードの特徴として
- 年会費が無料
- 海外旅行傷害保険が「利用付帯」
- 最長90日間まで補償
- 緊急時24時間対応してもらえる日本語でのアシスタンスサービス
「え?年会費無料でこんなサービスが受けられるの?」と一言で魅力的だとしか言いようがないんです。
このカードを1枚持っていくだけで3ヶ月分の保険料が無料でカバーできたらめちゃくちゃお得すぎません?
→『利用付帯』とは・・・対象カードで海外渡航に関する料金(航空券など)の支払いをするとその支払いをしたカードを渡航先に持っていくだけで補償の対象であれば保険金が支払われるというシステムです。(※保険金請求時には申請が必要です)
もちろん怪我や病気の内容にはよりますが、一部の例外を除いて一般的な治療を受ける場合であれば最大270万円もの補償を受けることができます。
注意点としてはスノーボードや山登りなど危険を伴う可能性が高いスポーツなどで怪我をした場合は補償の対象外
こちらはエポスカードに限ったことではなく一般的な海外旅行保険でもこういった危険を伴うスポーツに対して補償が必要な場合、必然的に保険料が高くなります。
なぜかというと大怪我を負う可能性も高く全体的に治療費が高くなりがち。
よく挙げられる例の一つとしては山登りで遭難して捜索する場合、数時間捜索ヘリを飛ばすだけで何百万円という金額がかかる可能性が高いです。
ということはもし数時間で見つからなかったら?もし何日間もの捜索が必要になったら?
当たり前ですが「払えません」では済みませんよね。笑
というわけでそれらの費用をカバーできる補償額が必要となり保険料も必然的に高くなるということです。
もし既に上記のようなスポーツをする予定があり、心配なのであれば保険料をケチらず万が一にも対応できるような保険に入っておくことで怪我やトラブルを気にせず楽しめますよ!
少し話を戻しますが、、私が実際にこのエポスカードとブリッジス保険を併用して保険料としてかかったのはたったの4万6000円!
もしカードを利用していなかったら海外保険に7、8万円近くのお金が必要だったわけです。
特にこんな人におすすめ↓
- 最低限の補償で十分
- 特に危険を伴うスポーツを始めの3ヶ月間に参加する予定がない
- できる限り保険料を安く済ませたい
- 持病などを持っていない
費用削減方法としては誰でも簡単にできて最短即日発行も可能なので時間や手間もかからずめちゃくちゃ楽ちん。
最大のポイントはワーホリの為だけに加入しても損はないということです。
興味がある方は一度詳細をチェックしてみるだけでも十分価値がありますよ〜!
↓エポスカードの詳細についてはこちらからも確認できます。
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こちらと併用した「ブリッジスインターナショナル保険」はカナダワーホリのための海外保険の中で一番安く、補償限度額が$10,000〜$300,000から選べて、最大で366日間の加入が可能。
手続きは全てネットで出来て、24時間クレームデスクが設置されているからサポート体制も安心。エポスカードと併用でさらに保険料を抑えたい人にはオススメ!
航空券は格安航空券のまとめ比較サイトでチェックするべし
まず初めに、、正規航空券しか購入したくないという人はこの章はサラッと無視しちゃってください!
航空券には正規航空券と格安航空券がありますが、私は滞在日数を移動で削られたくない時以外は迷わずに格安航空券を利用します!
理由は一つ、、正規と比べて劇的に安いから!!
そもそも格安航空券は乗り換えがあるものが多く、次の便まで待ち時間があったりで当然直行便より時間がかかります。
仕事や緊急の用事で急いでいるならわかりますが、ワーホリなら時間に追われて行くわけでもないし、なんなら仕事半分遊び半分っていう言い方は悪いですがまあ気楽なもんです。
格安航空券を探す時のポイントは⇩
- 安さにこだわるなら格安航空券まとめ比較サイトの方が探しやすい
- 渡航したい時期にこだわりがないのであれば月単位で安い月がないかチェックする
- 週末、GW、クリスマス、年末は値段が高くなりがちなので避ける
- ワーホリに行くことを決めた時点でいち早く調べ始める
- キャンセルや変更に関する条件を必ず確認
航空券購入におすすめのサイトは⇩
- スカイスキャナー・・・便利なアラート機能やカレンダー検索可能で探しやすく安い航空券が見つかると人気が高い
- トラベルコ・・・検索保存もできて再検索時に便利、細かい検索設定が可能で料金の比較が非常にしやすい
- エクスペディア・・・カレンダー比較機能があり最安値がわかりやすく手数料がかからない
- 海外格安航空券予約サイト-skyticket.jp-
・・・サイト自体が見やすく支払い方法が豊富でアプリの使いやすさに定評がある
利用者が多い予約サイト、比較サイトを挙げましたが特に予約する前に確認すべき項目は価格の内訳にある「取扱手数料」というもの。
こちらはサイトによって無料の場合と有料の場合があります。
もちろん無料に越したことはないですが航空券購入の時期や区間によっては取扱手数料込みの値段でも他より安いなんてこともあるので一概に手数料無料を選ぶべきというつもりはありませんが料金の内訳は必ず購入前に確認しましょう!
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1年間でかかった滞在費用
結論から言いますと、、1年間でかかった滞在費用は約80万円くらいです!
1ヶ月毎だと、どうしても固定費以外の出費にばらつきが出るのでワーホリで仕事を開始後から最後までトータルで稼いだ額と最終的に貯金ができた額の差額からみてざっくりと1年間のワーホリで使用した額の詳細をまとめてみました。
※1CA$ = 85円で換算
項目 | 日数/月数 | 支出 |
---|---|---|
バックパッカー(現地到着後1週間の宿) | CA$35/日×7 | CA$245(約2万円) |
家賃(3週間のみ滞在) | CA$150/週×3 | CA$450(約3.8万円) |
家賃(11ヶ月) | CA$650/月×11 | CA$7,150(約61万円) |
食費・雑費(12ヶ月) | CA$70/月×12 | CA$840(約7.2万円) |
携帯代(12ヶ月) | CA$15/月×12 | CA$180(約1.6万円) |
外食・娯楽費 | CA$400(約3.5万円) | |
交通費(定期券) | CA$60/月×5 | CA$300(約2.6万円) |
合計(円) | 1年間 | 約80万円 |
こうやって振り返ってみると外食や娯楽費に使ったお金はかなり少なかったなと。
娯楽費を最小限に抑えられた理由は・・・日本での休日は買い物や外食などにお金を使っていたがワーホリではトレッキング、サイクリング、釣り、たまにオーロラを見に行ったりと自然に囲まれている場所ならではのお金のかからない遊びが中心だったから
嬉しいことにお金をかけずに楽しむことに慣れてから不思議と物欲も収まりました。
ワーホリ前といえば、休日はブラブラしては衝動買い、暇だと友人を誘い外食、全てお金が必要な遊び。
「出掛ける→お金を使う→1日を無駄にしなかった」と「家でダラダラするよりはマシ」と自己満足。
そんな感じでワーホリでも同じような過ごし方をしそうになっていたところ、友人から突然サイクリングのお誘い。アウトドアの遊びを続けているうちに、ふと日本での休日と比べて「特に必要でないサービスやもの」に対してどれだけのお金使ってたんだろう、無駄遣いしていたな、、と。
何より物欲が収まったのはきっと買い物などで得ていた満足感がトレッキングやサイクリングなどでも同じように得られたからというのもあるとは思いますが。
お金を使わずとも満足のいく時間の過ごし方をより幅広く知ることが出来たことによって改めて遊びのための出費を見直すきっかけとなった
ここから明らかに出費が減りました。
それと同時に外食費もやっぱり馬鹿にならないんですよね。笑
ランチでも最低1000円くらい、軽く飲みに行っても3000円を下回ることはほぼないですし、これを月に数回してるだけで自炊1ヶ月分の食費を軽く超える可能性も十分にあるので。
カナダは自然に触れられる機会がたくさん!お金のかからない楽しみ方を知ることで貯金ももっと簡単に。外食費にしても行きたくない飲み会にお金を払うのか、親しい友人との食事を楽しむ時間に払うのか、自分にとって有意義なことかを正しく判断することで無駄遣いを減らせるよ!
ワーホリ中に稼いだお給料の総額は?
滞在費用も気になりますけどやっぱり貯金をしようと思ったらある程度の収入がないと厳しいですよね。
ズバリ1年間の総収入は、、
こちらも結論から、、
1年間の給料の合計としてはチップも合わせて約320万円程度。
そして忘れてはならないのがタックスリターンで最終的に返ってきた約10万円!
なのでカナダでの総収入としては約330万円。
1ヶ月にもらっていたお給料は?
私の場合、初めの数ヶ月をホテルのハウスキーパーとして働き、残りの半年以上を大型スーパーで働きました。
ちなみにお給料の参考までに↓
・ハウスキーパー(ホテル)→チップも合わせて月平均28万円弱
・大型スーパー→たまに週6勤務や祝日出勤などをして月平均26万円くらい
個人的な感覚としてはこうやって金額だけ見ると、日本で同じような仕事をバイトで働いた場合より基本週休2日としたらまあまあ良い給料だなと思います。
ただ仕事先によっては所得税以外にも会社の保険や組合税みたいなのを諸々引かれたりさまざまなので、上記に挙げた私の給料はだいたいこんなもんか〜くらいに軽く参考にしてもらえたらと思います。
特に休日にこだわりがないのであれば時給が上がる祝日出勤や残業はお給料の月平均も上がって、稼ぎたい!!と気合い十分な人にはおすすめ。
貯金するならメリハリが大切
せっかくだから現地に到着してすぐに仕事なんかせずに旅行とか楽しんでからワーホリとして働きたいけどな〜。
それでも貯金とかできる?
こんな人も多いのではないでしょうか?
ワーホリで貯金できたらいいけどワーホリの目的がそもそも「貯金すること」なんて人はゼロとは言いませんがかなり少ないと思います。
ただ絶対的に言えること。
「働くときは働く!遊ぶときは遊ぶ!」結局はこのメリハリが一番大事
それは「旅行をしてから働く」も「仕事しながら合間に旅行する」も関係なく、少しでも貯金したいのであれば仕事すると決めたらいち早く行動し、どれだけスムーズに仕事を始められるかが重要なポイントです。
仕事すると決めたらとにかく候補先にCV(履歴書)を直接渡しに行ったり、直接訪れる前に電話したり、ネット求人サイトから応募したりと方法はたくさん。迷うくらいなら当たって砕ける覚悟でジャンジャン応募しまくろう!
私が実際に行った方法としては、
- 日本を出発する前にCV(履歴書)のおおまかなテンプレートを作っておく
- 現地でどんな仕事があるかなーとジョブサイトや街ブラでチェックする
- だいたい決まったらその職種の内容に沿うようなCV(履歴書)を完成させる
- とにかく気になる場所に突撃してCV(履歴書)とカバーレターをばら撒く
仕事探しをとにかくスムーズに進めたいならCV(履歴書)作成を事前にしておくのは必須とも言えます!
現に私はこんな感じで仕事探しのタイミングも良かったのか現地到着から1週間以内に面接に行き、その3日後くらいには働き始めていました。
このようにすぐに仕事が見つかれば当然数ヶ月あとに働き始める人より早く収入面が安定するので、気持ちにも余裕が出て貯金も始めやすいですよね。
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私が実際に行っていた節約方法
- とにかく基本は自炊して外食はたまに楽しむ程度に抑える
- 日常的に飲むものはなるべく家から持参
- 水道光熱費やWiFiなどの通信費が家賃に含まれているところを選ぶ
- スマホのデータプランは必要最低限に抑える
- 交通費を抑えたいのなら徒歩か自転車
節約の基本はやっぱり自炊に限る!
結局それかよ、、なんて声が聞こえてきそうですが。笑
当たり前なことを言ってすみません。
カナダでのワーホリに限らずとも日本でもずーっと言われ続けていますよね。
でもカナダでは日本のコンビニのように100円でおにぎりが買える店もなく、小さなストアでも1食を500円以内に収めるのはかなり無理があります。
例として挙げると
・ストアの定番具材のサンドイッチがCA$7(約760円)〜
・骨付きチキンやご飯をセットにしたようなミールセット(具材による)CA$10(約1100円)〜
・マックやケンタッキーなどのファストフードのセット商品でCA$10(約1100円)〜
※単品でも500円くらいする商品が多くレートの上下はあるものの確実に日本より高い
職場にランチを持ってきている人でカナダやヨーロッパ系の方ならサンドウィッチ率が非常に高く、フィリピンやインド、日本人はやはりご飯におかずというスタイルが多め。
上記に挙げたサンドイッチも自宅で作れば500円も絶対かからないですし、ミールセットにおいても日本のコンビニ飯のように満足できるようなのではなく揚げ物にご飯でボリュームもたいしてないのに1000円近い。
それだったら私は手作りで卵焼きとおにぎりだけでよっぽど満足できるな〜と。
もちろん自炊で節約できるのは昼食代だけではありませんよね。
とにかく自炊というと「手間がかかる、面倒臭い」というイメージかもしれませんが、、
自炊なんてしたことない!って人も空いてる時間にご飯を多く炊いて冷凍保存さえしておけば、あとは当日に野菜とお肉を焼くだけなんていうのも立派な自炊ですよ!
たったこれだけで節約?って思うかもしれませんが外食で野菜炒めとご飯だけで1000円なんて珍しくないですよ。
自炊なら費用はほとんどが外食の半額以下!
外食であれば比較的カジュアルなレストランでもメイン1品と飲み物1杯で、プラスで消費税15%(州によって異なる)とチップ(お会計の10%くらい)で合計2000円〜5000円近くかかると言っても過言ではないです。。
こちらにお酒を飲むならカジュアルなお店でビールは1000円前後、おしゃれなカクテルなんかは1500円くらいがプラスでかかるようなイメージです。
そんなこともあってかカナダでは「ポットラック」と呼ばれるいわば日本の宅飲みのようなものが有名。
各自1〜2品の料理やおつまみと自分の飲みたい物を持ち寄って気軽に食事やお酒を楽しむというのが年齢問わず多いように感じます。
自炊は節約の基本。外食はたまの息抜きやお付き合い程度に留めておいて、せっかくならポットラックに参加してみたり、これを機にレシピを検索して料理をするのも楽しみが増えるきっかけになるかも!
日常的に飲むものは家から持参
自炊に引き続きですが、、日本で仕事の出勤前に習慣的にコンビニやスーパーでお茶や水、缶コーヒーなんか購入している人は少なくないと思います。
そんなケチ臭い、、たかが200円とか300円の話でしょ?なんて思っていませんか?
例えば月に20日出勤するとして毎回のように300円を飲み物代に支払っているなら、その習慣をやめるだけで月に6000円もの金額を他の支払いに充てることができます!
私は基本的に月の食費を1万円以下に抑えることを目標としていたので6000円を食費に回せると考えるとかなり大きな額。笑
実際に私が必ず家から持参していたのはコーヒー、水、たまにランチがわりにバナナスムージーを持って行ったりと、とにかく基本は家から持参、外で飲み物を購入するのは友人とカフェで会ったりする時だけでした。
カナダのお水は飲めるので購入する必要はないし、コーヒーを自宅で楽しんだり仕事先に持参するならコンパクトなドリップ用ポットや最近では持ち運びに便利なフレンチプレス付きのステンレスボトルなんかも売っているので節約のお供としても◎。
水道光熱費・通信費込みの家賃の所を選ぶ
家賃に光熱費や通信費が含まれているか含まれていないかは費用に大きな差が。
特に家賃は食費と違って固定費なので減らしようがないですよね。
節約するには固定費の見直しが重要と言われるくらいなのでなるべく安く抑えたいところ。
シェアハウスの場合は家賃に水道光熱費が含まれていることが多いですが、通信費は場所によって含まれているところと、その月々の請求額をルームメイトで割り勘する場合や一人〇〇GBまでと個々でデータ管理しなければならなかったりとさまざまです。
入居が決まり次第必要になるのは1ヶ月分の家賃とデポジット(日本でいう敷金)なんですがこのデポジットの額は家賃の月額の半分だったり1ヶ月分だったりこちらも場所によって違います。
デポジットは万が一部屋にダメージを与えてしまったり、定められた日数前に退去することを伝え忘れていた場合などに使用されるので何もなければ退去時に返金されるのが普通ですが返金されない場合もあるので、必ず入居を決める前に返金されるかなどの詳細を忘れずに確認しておきましょう。
一番のおすすめは水道光熱費、通信費が全て家賃に含まれており別で支払うものが全くないこと!!
私は合計3ヶ所に滞在しましたがそれぞれ月CA$600、次がCA$700、3ヶ所目が月CA$650で水道光熱費、通信費全て込みだったので使い過ぎなど何も気にする必要がなくてとても楽でした。
特にカナダでは冬が長く地域によっては半年近く暖房を使用することも珍しくありません。そうなると暖房代も気になりますよね。
全て込みなら今月はいくらだろうなんてハラハラせずに済むので(特にシェアハウスの場合)、、、。ちなみにカナダの通信費の超過料金は日本よりも高いので要注意、、。
通信費は日本より若干高いけど最近では使い放題のプランも充実してきてるから家賃に含まれているところも多いよ。ただ「使用量をルームメイトで割り勘」はルームメイトの使用量でかなり上下するので心配したくない人は家賃に含まれている所を選ぶのが無難!
カナダワーホリでの部屋探しについては知りたい方はこちらをご参考までにどうぞ☺︎
スマホのデータプランは必要最低限に抑える
スマホで日常的に動画を見たり通信ありで音楽を聴くなら使い放題プランがある通信会社を選ぶという選択肢もありですが、そうでなければカナダは公共WiFiも充実しているので5GBもあればいいかなと。
スマホのデータ超過料金も高いので余裕のあるプランにしておくのもいいですが、普段日本にいるときに使っている平均的なデータ量をあらかじめ把握しておくことでデータを無駄にせずに済みますよ(*´꒳`*)
カナダでスマホ代を抑えたい方はこちらの記事もご参考までにどうぞ☺︎
【節約上級者向け】交通費削減したい人に自転車は必須
交通費は住んでいるところにかなり左右されます!
つまりダウンタウン(街の中心)に住むなら徒歩か自転車さえあればそんなに困ることないんですがマイナス面としては家賃の安いところを探すのが大変。
私が住んでいるのはホワイトホースというカナダでもかなり小さい町なのですがそれでもやはり郊外の中でも中心地からかなり離れているところに住むとダウンタウンまで自転車で1時間弱なんてことも。
一般的にはこんな感じかと↓
- ダウンタウン住まい→徒歩か自転車で必要な時だけバスや電車を利用
- 離れた郊外→バスや電車の定期券やチャージ式カードを利用
しかし!!言わずもがな、、そりゃ一番安く済むのは自転車!ってことで
私はダウンタウンに住んでいたときは全て徒歩移動でしたが少し郊外に引っ越したと同時に「Kijji」という中古品販売サイトで6,000円くらいの自転車を見つけたので迷わず購入。
仕事先がダウンタウンだったので、、
仮にバス通勤をしていたら → 定期券6,000円 × 11ヶ月 = 約6.6万円
実際は自転車通勤(6ヶ月)とバス通勤(5ヶ月)→ 定期券6,000円 × 5ヶ月 = 約3万円
なぜ自転車があるのに5ヶ月間バス通勤だったのか、、って?
最大の盲点は冬がやってくると雪が降らずとも道路が凍結していて自転車通勤が危険、、結局冬の5ヶ月間はバス通勤せざるを得なかったんです。泣
しかしそれでも自転車通勤で交通費が抑えられたのは紛れもない事実。
自転車が6,000円だったので約3万円近く節約出来たと考えると自転車移動は運動不足解消にもなるし節約にもなるしで個人的にメリットは十分あると思います!
しんどいの無理〜!!という人はガンガン公共交通機関に頼りましょう!笑
体力に自信がある人には節約の一つとして取り入れるのもアリ!
自転車はもし状態が悪くなければ使わなくなった時点でまた売っちゃうこともできるので購入費用を回収可能!
しかしこればっかりは本当に場所によります。急勾配が多い地域なら自転車は良くも悪くもかなり過酷なトレーニングになることもあるのでこちらは上級者向けの節約方法として紹介しています。
まとめ
ワーホリで貯金は誰でもできます!
1年間という限られた期間だから日本で過ごす日常よりも「遊び」と「仕事」のメリハリもつけやすく、せっかく来たんだから「あれもしたい、これもしたい」と自然とお金を貯める目的も生まれやすいのでワーホリの方が貯金がしやすいように感じます。
自炊なんて出来ないと思っている方も、大切なことは試しにやってみること。節約方法のうちのまずは一つ、それができたらもう一つと全ては始めることに意味があります。
当たり前に節約しているうちに「必要か必要でないかの判断」にも時間がかからなくなり、気づいたら「今月はどれくらい節約できるかな」なんてゲーム感覚で楽しめるくらいになります。(←…これホントです笑)
毎月の収支を簡単にメモしておくだけで「今月はこれだけ貯金に回せた!」と具体的な数字を目にしたら節約に対するモチベーションも確実に上がりますよ。
今回はカナダのワーホリで節約して貯金したいと思っている方に向けて自分が行った初期費用削減のコツと節約方法を紹介しましたが少しでもこの記事が参考になればとても嬉しいです。
では貯金もしながらワーホリライフを思う存分楽しみましょう!!
最後まで読んでいただき有難うございました!
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