※本サイトはプロモーションが含まれています
今回は次のような疑問をお持ちの方に向けて、私自身も使用している参考書を紹介していきたいと思います!
・英語で英語を学ぶことに興味がある
・試験のためではない実践的な日常英会話を勉強したい
・初めてでも使いやすい英語で書かれた英語参考書のおすすめを知りたい
メインテーマでもある『英語を英語で学ぶ』ということ。
英語学習初心者であればもちろんのこと、長年に渡って日本語の参考書で勉強することに慣れてしまっていると、洋書教材(テキストブック)を使うこと自体に抵抗がある方も少なくないと思います。
しかし!!!
実は英語を英語で学ぶことには日本語の参考書では得ることが難しいメリットがあるんです!
そんなわけで今回は初心者でも使ってみる価値のある洋書の参考書を3冊厳選したので紹介していきたいと思います!
- 英語を英語で学ぶメリットは?
- おすすめ洋書参考書3冊と効果的な使い方
- 洋書で勉強する時の注意点
⇒ワーホリに興味がある方は以下の記事も是非参考にしてみてくださいね。
英語で英語を学ぶメリットは?
ニュアンスの違いを理解しやすい
私はフィリピン留学で初めて『英語を英語で学ぶ』スタイルの勉強法(授業はもちろん全て英語なので)を経験しましたが、やはり初めのうちは理解に時間がかかりました。。
しかし驚くことに帰国後に日本語の文法参考書を開いて、各文法で紹介されている例文の日本語訳を何気なく眺めているとその和訳に以前は感じたことがなかったなんとも言えないニュアンスの違いを感じました。
同じ意味を持つ簡単な単語で例を挙げると、
- 『大きい』・・・big / large / huge
- 『小さい』・・・little / small / tiny
- 『見る』・・・watch / see / look
- 『修理する/直す』・・・fix / repair
上記の単語を使った例文で説明すると、
『Your house is huge!!』とは言うけど『Your house is large!!』とは言わないし、サイズ感を説明するときには『small』を使いますが『little』は基本的には量を説明するときに使います。
意識せずとも視界に入った人、物、出来事に対しては『see』を使いますが、意識を持ってある程度の時間見ることに集中する映画やテレビには『watch』を使い、一時的に意識を向けてパッと見ることには『look』を使います。
『fix』と『repair』も直す(元の状態に戻す)という同じ意味ですが『repair』の方がフォーマルな感じで物理的に故障している機械や物を修理することに使われることが多く、対して『fix』はより日常会話で使われていてさらに目に見えない問題や人間関係の修復などにも幅広く使うことができる単語です。
このように単語の意味としては間違いではないのでよっぽどのことではない限り言いたいことは通じるっちゃ通じます。笑 ましてや相手があなたのことをネイティブでないと理解した上で話しているのならなおさらのこと。
単語によっては相手に違うニュアンスで捉えられたりする可能性もないとは言えないので、どうせならニュアンスの違いを理解した上で会話ができた方が相手に勘違いさせたり違和感を感じさせることなく会話をよりスムーズに進めることができます。
同じ意味の単語でも状況や状態、カジュアルかフォーマルなど日本語にも日本語のニュアンスがあるように英語には英語のニュアンスがあります。
特に日常英会話(スピーキング)に力を入れたいならネイティブが日常的に使う表現の例文が多く使われている洋書の教材を上手く取り入れることで日本語の参考書では捉えにくいニュアンスの違いを感覚的に学びやすいです!
英語脳を鍛えやすい
『英語脳』という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、この『英語脳』というのはざっくり言うと『英語を英語として理解する』ということです。
英語の参考書を使うと当然ですが全て英語なので、極端に言えば洋書参考書1ページをこなすだけで英語量としては日本語の参考書数ページ分に相当するため脳に入ってくる英語量が圧倒的に多く『英語脳』を鍛えやすい!!
では改めてなぜ日本語の参考書でこの『英語脳』を手に入れるのが難しいと言われているのか?
それには次のような理由があります。
解説文は全て日本語のため、必然的に文章の割合として英語より日本語を読む割合の方が多くなってしまう…
→そのため脳は英語を英語として捉えるのではなく、より多く目にする日本語を中心に考えてしまうためどうしても『英語→日本語→英語』と日本語を介して(和訳する)理解しようとする癖がつきやすい
上記のデメリットに加え、日本語の参考書はフレーズ集でもない限り例文の数自体も少なく日本人が理解しやすいようにあえてネイティブが頻繁に使うフレーズや表現があまり使われていないことが多いです。
洋書で学習することで確実に英語を英語で理解しようとする力がつき単語の意味を本質的に理解する『英語脳』になれる!
特にテンポが大切になってくる会話の場合、日本語を介して英語を考える癖がつきすぎていると会話についていくのに精一杯で、会話するどころか咄嗟に聞かれた質問にも答えられないなんてことは英語試験で高得点をとっている人にすらよくある事です。
そもそも英語を学習する目的は何なのか?
テストのため?それとも実践的な英会話のため?
目的がテストではなく実践的な英会話のためということであるなら『英語脳』になることで日本語に訳す時間が省けるため確実にスピーキング力アップに直結すること間違いなしです!
日本の参考書で日常会話を学ぶなら断然『英会話なるほどフレーズ』がおすすめ!ご参考までに☺︎
【厳選】英語で英語を学びたい人におすすめの洋書の参考書3冊
今回紹介する3冊のうちの文法参考書2冊はレベルが選べるシリーズなので、初めて洋書参考書(テキスト)で学習するという方や英語初級者にも使いやすくてオススメです!
- 【文法】English grammar in use シリーズ(初級、中級、上級)
- 【文法】ENGLISH FOR EVERYONE シリーズ(Level1〜4)
- 【スピーキング】English conversation/Jean Yates, PhD
①【文法】English grammar in use シリーズ & 効果的な使い方
【初級レベル】IELTS : 0-5.0 / TOEIC : 0-780
【中級レベル】IELTS : 4.5-6.0 / TOEIC : 550-940
【上級レベル】IELTS : 6.5-9.0 / TOEIC : 945以上
※上記に挙げているのは全て一番利用者が多いイギリス版です。
アメリカ版と日本語版が気になるこちらから⇩
>>amazonで grammar in use を探す >>楽天市場で grammar in use を探す『Grammar in use』のシリーズは、イギリスでの発売をはじめとし現在ではアメリカ版、日本版とバージョン違いも販売されている世界的なベストセラーの洋書参考書です。
こちらの参考書は文法がかなり幅広く収録されているためこちらの特に中級レベルの参考書が1冊あれば、ネイティブの人との会話に一切困らない程度の文法は全て学べると言っても過言ではありません!
初心者であればもちろん初級レベルから試してみることをおすすめしますが、一度でもTOEICやIELTSなどのテストを受験したことがある方であれば上記のスコアを参考にして選ぶと◎
特徴としてはもちろん全て英語の洋書テキストでありながらも、文法の解説に使われている単語が非常にシンプルで簡単であることと、イラストや時制を表す図がほどよく使われているため英語を感覚的に理解しやすいです。
特に日本人が苦手とする時制や前置詞についての解説も、日本語の参考書より例文が多いだけでなくネイティブも実際に使うフレーズが例文として使われているため、どんなシチュエーションで使うのかイメージもしやすくまさに実践的な英語を学べます。
ちなみに私はこちらの中級レベルの参考書を使い始めてから信じられないくらいに時制に対しての苦手意識がほぼなくなり理解度がめちゃくちゃ深まりました!
- 文法が例文でどのように使われているかを理解する
- 解説と例文を理解してから問題を解く(出来れば問題用のノートを用意する)
- 各章の最後にフレーズ(例文)を必ず声に出して読む
基本的な使い方は上記のようになりますが、『Grammar in use』は非常にボリュームが多い参考書です。
継続することこそが重要なので無理のない範囲で1日に学習するユニット数を決めて焦らずコツコツと進めることが最大のポイントです!
『English grammar in use』について詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね!
②【文法】ENGLISH FOR EVERYONE シリーズ & 効果的な使い方
【Level1】IELTS : 0-2.5 / TOEIC : 0-200
【Level2】IELTS : 2.5-3.5 / TOEIC : 200-500
【Level3】IELTS : 3.5-5.5 / TOEIC : 500-850
【Level4】IELTS : 5.5-7.0 / TOEIC : 850-900
『ENGLISH FOR EVERYONE』はイギリスのDK社が出版している英語学習のための教材です。
『ENGLISH FOR EVERYONE』は、テキストブック自体が文字が詰まりすぎず見やすいことと問題数は一般的な参考書よりも若干少ないのでユニットごとのボリュームとしては多すぎず初心者でも継続しやすいということが他とは少し違う大きな特徴として挙げられます。
実際の参考書の一部を上げると次のような感じです。
ちなみに『ENGLISH FOR EVERYONE』シリーズは、公式サイトからダウンロードできるオーディオを使用して解答する問題もあるので文法を学習しながら同時に正しい発音も確認できてリスニング力も鍛えられます!
- 1周目はとにかくテンポ良く進める
- オーディオを活用する
- 実践で使う機会がありそうな例文(フレーズ)はメモしておく
リスニング力、基礎的な文法の強化に加え、スピーキング力も効率良く伸ばしたい方には『ENGLISH FOR EVERYONE』を使ったカリキュラムがあるオンライン英会話の『ネイティブキャンプ』の利用を検討してみるのもオススメです。
ネイティブキャンプではその他にも最速の英語習得法と言われている『カランメソッド』の正式提携校と認定されており、テキストを使わずして瞬発的な英会話力を鍛えることで通常の英語学習の4倍の速さで『英語脳』を手に入れる最新のカリキュラムもあります。
カランメソッドのような独自コースから選べるだけでなく『ENGLISH FOR EVERYONE』のような教材を使用したコースを選べたりと選択肢は非常に多いので洋書テキストでのインプットと同時にオンライン英会話を活用してアウトプットにも力を入れてみてはいかがでしょうか。
\1週間無料体験キャンペーン実施中!! /
『English for Everyoneシリーズ』について興味がある方はこちらでより詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね!
③【スピーキング】English conversation/Jean Yates, PhD & 効果的な使い方
最後に紹介するのはスピーキングの練習に非常におすすめな『English conversation』という会話に特化している洋書参考書です。
こちらは実際にネイティブがするような会話がまるっとシチュエーション別に収録されているため会話の流れがよりリアルでその場面を想像しながら読み進められることがこの参考書ならではの特徴だと言えます!
中身はこんな感じです⇩
右側のページを見てもらえば分かるように収録されている会話の中から頻出単語や便利なフレーズがピックアップされており簡単な解説がされています。(別ページに簡単な問題も用意されています)
この解説も簡単な単語で比較的短い文章にまとめられているため、解説を理解するのに時間を取られすぎることなく会話をひたすら読みまくるスピーキングに全集中できるという理由から個人的には非常に使いやすく気に入ってます!
私の場合、この参考書で音読を始めてから知ったフレーズや単語もたくさんあり、実際のネイティブとの会話で実践的に使えるようになったものも数知れずあるよ〜
一つだけデメリットを挙げるとすれば先ほど紹介した2冊の参考書のようにレベルによって選ぶことができないことですが、よっぽどの初心者でない限り解説は理解しやすいので会話に直接活かせるスピーキングの練習がしたい人には是非一度に取ってもらいたい1冊です。
- 会話部分を通して音読する
- 発音がわからない箇所は発音を翻訳の音声機能などで確認する
- 会話が丸々スムーズに話せるようになったら次に進める
スピーキングにフォーカスして使う方がより効果を実感しやすいので、文法は文法用の参考書で勉強してこちらの参考書ではあくまでスピーキングの練習をしている!と割り切って文法を気にしすぎないことがポイントです!
『English Conversation』についてはこちらでより詳しく解説しているので興味のある方はチェックしてみてくださいね。
洋書で勉強する時の注意点は?
洋書で勉強する時の注意点は次の3つです。
- 全てを和訳しようとしない
- 一章一章に時間をかけすぎない
- レベルが合っていないなら一旦ストップ
①全てを和訳しようとしない
洋書の参考書で一番意識的に気をつけたいことは『和訳しないこと』です!!
とはいえ、全く和訳しないというのは難しいので、調べてもオッケーですが単語の意味が分からないことには例文が一切理解出来ない場合など、ガッツリ調べてしまいたい気持ちをグッと我慢して最低限にしておきましょう。
反対に知ってる単語ばかり使用されている例文でも同様、無意識に日本語の並びに変えて頭で日本語に変換してしまうのも初めのうちはしょうがないですが徐々にしないように意識をするとより『英語脳』が鍛えられます
和訳してしまうと単純に時間がかかってしまうだけでなくそもそもの洋書のテキストを使用するメリットが減り、結局和訳するなら日本語の参考書を使用することとたいして変わらないのでは?となりかねません。
②ユニット毎に時間をかけすぎない
こちらは洋書だけでなく日本語の参考書にも言えることで、そもそも参考書にもよりますが初めの一周目は50%くらいの理解しかできていなくてもポンポンと先に進めることを優先する方が効率がいいです!
一概に『時間をかけるのがダメ』というわけではないですが、ただでさえ洋書の参考書を使い慣れていないとシンプルな解説や例文ですら理解するのに時間がかかったりとやる気は十分なのに思い通りのペースで進まずとにかく集中力をキープすることが第一ハードルとなりやすいです。
今までに日本語の参考書も含めて数えきれないくらい英語の参考書を購入してきた私ですが、その中の何冊かは最後にたどり着くことなく挫折してしまったものもあります。
今ならその原因がはっきりとわかるのですが、とにかく1ページ1ページを完璧に理解していくことが正しい勉強法だと思っていたため勉強を始めて1時間近く経っているのにまだ初めのページを眺めているなんてことも…何度も挫折を経験しています。笑
文法参考書の場合は確かに全く理解出来ていないまま進むのでは勉強の意味がなくなってしまいますが、やはり私が失敗したページ毎を完璧に理解していくような勉強法は『継続こそが大きな壁となる初心者』にこそぶっちゃけ向かない方法だと思います。
おすすめの勉強の進め方は下記のことをイメージしておくだけ。
一周目は50%の理解でさらっと、、二周目は70%の理解まで深めることに集中、、それ以降は自由で再び一周してもいいし、自分の苦手な文法を集中的に勉強するのもよし
全体の流れをこんな風に軽くイメージしておくと参考書1冊をバランスよく継続的に勉強しやすいよ!
③レベルが合っていないなら一旦ストップ
新しい参考書も買って、よし頑張ろう!!
と勢いよく始めたはいいけど、、ん?難しすぎる…自分のレベルに合っていないのでは…??
そんなふうに勉強したいけど理解が追いつかず全然先に進めないのであれば思い切ってその参考書の使用をストップしましょう。
でもせっかく買ったし…どうせなら頑張って使いこなしたい
気持ちはよーくわかります。
しかし自分のレベルに合っていないと確信するくらいの参考書を苦しみながら使うことにはメリットより挫折しやすかったり英語学習自体が嫌いになってしまったりというデメリットの方が大きかったりします。
参考書が合っていないと感じたらレベルを下げてでも自分のレベルに合った参考書を購入し直し、レベルを底上げしてから一旦ストップしていた参考書にあらためて手を付ける方が断然効率良く学習できますよ!
日本の参考書で日常会話を学ぶなら断然『英会話なるほどフレーズ』がおすすめ!ご参考までに☺︎
まとめ
今回はおすすめの洋書の参考書について紹介しましたがいかがだったでしょうか?
英語学習の方法や使用する参考書は、個人の英語レベルによっても違うので一概に最適な勉強方法は何かとか参考書にランキングをつけることはできません。
しかし今回紹介した参考書はシリーズ展開されているものもあり、レベルが選べたりするので初心者から中上級者まで幅広く対応できるため洋書テキストに挑戦してみたいという方は是非一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
自分のレベルに合った洋書参考書でネイティブの英語感覚を磨いてステップアップを目指しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント