今回は次のように疑問に思っている方に向けて私がニュージーランドワーホリで語学学校への通学期間にホームステイをした体験談を中心にホームステイ事情やこれから行く方へのアドバイスをお話ししたいと思います!
・ニュージーランドでホームステイをするか迷っている…
・実際に経験した人の体験談を聞きたい
・ホームステイをするなら何かアドバイスはある?
ニュージーランドといえばワーホリができる国の一つとして人気なのでホームステイではなく初めから最後までシェアハウスで過ごす人もいますが、初めの数ヶ月はホームステイを利用して語学学校に通う人も少なくありません。
私もそのうちの一人で、ワーホリの初めの3ヶ月間ニュージーランドのウエリントンという都市で語学学校に通い同時にホームステイを経験しました。
しかし…この決断がのちのちに自分を苦しめることになるとはこの時は全く想像もしていませんでした。笑
せっかく海外に行くならホームステイとやらを一度は経験しておきたい!と興味津々で理想的なホームステイ像を描いていた私に、突きつけられたのはまさに理想と現実の大きな違いでした。
なので本記事ではニュージーランドでホームステイを検討されている方に、ホームステイのキラキラした面ではない私のホームステイの体験談を本音で書きたいと思います。
大前提だけど、これはあくまで『私のホームステイ先での体験談』だから、こんなこともあるのか〜くらいに捉えてもらえると幸いです。
- ニュージーランドのホームステイ事情
- 私の体験談から見えるホームステイの裏側
- 結局ホームステイをしてよかったのか?
- ホームステイをする上で心得ておくべきこと
- これから行く方へのアドバイス
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ニュージーランドのホームステイ事情
生活スタイル(食事や部屋など)
部屋
まず初めに基本的なニュージーランドでのホームステイ環境についてですが、ホストファミリーによっては複数人の留学生を受け入れている場合もあるものの、個々に一人部屋はしっかりと用意されているのが一般的です。
部屋に鍵がついていない場合もあるので、自分の部屋だからといって貴重品を目につくところに置いておいたりせずしっかりと鍵付きのもの(スーツケースなど)で管理をした方が◎。
食事
語学学校と同時に利用するホームステイでは、1日に2〜3食付いていることがほとんど。
『ニュージーランド料理』というものは存在するようでしないので、基本的に欧米と変わらないと思っておくといいです。笑
よくある1日の食事メニューを挙げると、朝はシリアルやトーストにジャム、昼は用意してもらうとしてもシンプルなサンドイッチと果物か前日の夕食の残り物(語学学校の場合は持参するためのランチ)、夜はフィッシュ&チップスなどの揚げ物か、肉類にマッシュポテトとグリル野菜やパスタとサラダなどが定番です。
食器洗い
ニュージーランドの食器洗いといえば、こちらは日本人なら誰もが驚く、『すすぎ無し』スタイルです。。
どういうことかというと、ニュージーランドは水が貴重とされており日常において節水は当たり前とされていることからか、食器を洗う際はシンクに洗剤入りのお湯を溜めてそこで洗い『すすぎ無し』であとは拭くか自然乾燥が基本のスタイルになります。
土足かどうか
日本人にとっては当たり前のことですが、ニュージーランドでも家の中は土足ではなく玄関で靴を脱ぐスタイルの家が多いです。(もちろん家によりますが)
洗濯/乾燥機
最後に洗濯に関することですが、こちらも節水のためか週1回の家庭が多いようです。
そしてニュージーランドは乾燥機の普及率が欧米と比べるとかなり低く、基本は外干し、家庭によっては部屋干しはしたくないというところもあるので必ず干す場所や部屋干しに関することは確認してから行うようにしましょう。
ホームステイによくある家のルール
- シャワーは最短時間で浴びる(約5〜10分)
- Wifiは最低限の使用に抑える(Wifi代は日本より高いです)
- 洗濯は週1〜2のみ(ホストファミリーの分とまとめる場合が多い)
- 門限は守る、夕食が必要ない時や外泊する場合は事前に連絡をする
- トイレやシャワーは使用していない時はドアを開けたままにする
- 友人を家に呼ぶなら事前に相談をする
- 自分のことは自分で。掃除などのお手伝いは積極的に。
シャワーは最短時間で浴びる(約5〜10分)
こちらはニュージーランドなら必ずと言っていいほどあるホームステイのルールかと…。
前述したようにニュージーランドでは水がとても貴重なものとされています。
特に田舎の方の小さな都市では雨水をシャワーに使用している家庭も珍しくなくシャワーの時間は可能な限り短く済ませるのが当たり前とされています。
ちなみにニュージーランドのホームステイの体験談にはあるあると言われるくらい多いのがこの『シャワーの時間問題』です。(シャワーの時間をめぐってトラブルになったなど…)
シャワーや入浴を毎日、時間を気にせず入ることが当たり前の日本人にとって5〜10分の短時間で済ませないといけないのはもちろん大変!笑
ただ『郷に入れば郷に従え』という言葉があるように留学生はお金は払っているもののあくまで住まわせてもらっている立場だということを忘れないことが大切だよ。
Wifiの使用は最低限に抑える
ニュージーランドにも日本のように『Wifi使い放題』のプランがありますが、あまりインターネットを使わない家庭では使い放題ではなく一番安いギガ数の少ないプランで契約していることも多いです。
もしWifiに関してホストファミリーに何も相談することなく動画を見たりダウンロードをして超過料金が発生してしまったりネットスピードが制限されてしまっては大変…
洗濯は週1〜2のみ
こちらもシャワーと同じように節水の目的から洗濯は多くても週2回、基本的には週1回の家庭が多いです。
なのでよっぽど大家族で洗濯物が大量でない限りは、ホストファミリーの洗濯物とまとめて洗濯機を回すことがほとんどです。
門限は守る、夕食が必要ない時や外泊するときは連絡をする
門限が決められていれば必ず守ることは前提として、忘れてはいけないのがあくまで『ニュージーランド』という日本ではない海外にいるということ。
たとえ門限が決められていなくても、無駄な心配をさせないために遅くなりそうだと思った時点でホストファミリーが寝るまでに一言メッセージを送っておくなどしましょう。
そして住まわせてもらっている側の一般常識として、、ご飯の用意が必要ない時、外泊する際は必ず事前に伝えておきましょう。
使用していないトイレやシャワーのドアは閉めない
こちらはニュージーランドだけではないですが、海外では閉まっているドアは『中に人がいる(使用中)』という判断になるので必ず使用後はドアを開けておくようにしましょう。
シャワーも同じく使用後に誤って閉めたままにしてしまうと他の人に使用中だと勘違いさせて無駄に待たせてしまうことになりかねません!!
トイレであればノックする場合もありますがシャワーはあまりノックして人が入っているかなんて確認しないのでドアを閉めることが普通になっている日本人は特に注意が必要です。
友人を家に呼ぶ場合は必ず許可をとりましょう
実際に留学生が友人を家に呼ぶことを快く思わないホストファミリーもいます。
こちらも外泊などと同じで、必ずホストファミリーに許可や確認をとりましょう。
まず第一に自分の家ではないことを忘れないように。
自分のことは自分で。お手伝いは積極的に。
ホームステイで実家のような過ごし方はやめましょう。笑
ホストファミリーにとって留学生はお客さんでもなければ当然ながら彼らの子供でもありません。
ご飯を用意してもらうことは別としても、最低限でも自分の部屋のベッドシーツを替えたり部屋自体を清潔に保つなど身の回りのことは自分でしましょう。
他にもリビングの掃除や洗濯物を干すなど何か些細なことでも手伝えることはないか尋ねて積極的に手伝いを申し出ることが好ましいです。
ホストファミリーが移民の場合もある
ニュージーランドの移民総数は日本と比べると少ないですが、ホストファミリーが欧米からの移民だったり、アジア系(特にインド、中国、フィリピンなど)であることは珍しくありません。
実際に私のホストファミリーはマザーがヨーロッパ出身でニュージーランド人と結婚してニュージーランドに移住した家族でした。
それだけでなく語学学校の友人もホストファミリーがインドやフィリピンなどのアジア系の家族だったり、思っている以上にホームステイって多国籍だなーなんて少し驚いたのを覚えています。笑
ただ宗教関連のルールを留学生に強いる(例えば日曜は教会に行くなど)なんてことはないので大丈夫です。(万が一そのような問題で困った時は契約先に相談しましょう)
私の体験談〜ホームステイは運ゲーでしかない!?〜
①大変だったこと/困ったこと
- シャワーの時間は最長10分
- 夜はWifiが使えない
- 洗濯に関すること
シャワーの時間は最長10分
もうここまでに何度も言っていますがハウスルールの一つである『シャワー時間』。
節水のためだとはわかっているし頭で理解はしているので、これは不満というよりは単純に大変だったという感じ。
またシャワーが家に一つだったため、シャワーの使用時間を最短に抑えるだけでなく脱衣所と洗面所も兼ねた『シャワー室自体の使用時間』も同様に長過ぎないように気をつける必要があり、とにかくこれが大変でした。笑
なぜそんなに大変だったかというと、、到着当日シャワー後にドライヤーを自分の部屋でしていたらホストマザーに『ドライヤーは洗面所でやってね』と言われたのでそれからというものシャワー室内にある洗面所でドライヤーをすることに。
そして洗面所でドライヤーをしていたある日、衝撃の発言が。
『シャワー室でドライヤーするのはいいんだけど少し時間が長すぎるからもう少し短時間でお願いね』と。
その当時、私の髪の毛はロングというほどロングでもなくドライヤーに10分も全くかかっていなかったはずなのに…これには本当に驚きました。笑
ただそこで反論してもどうにもならないと思ったので『わかった』と笑顔で返事しときましたが、それ以降は出来るだけ早めの時間にシャワーに入ったり、ドライヤー前にタオルドライをしっかりして乾きやすくしたりととにかくめちゃくちゃ気を使いました。
夜はWifiが使えない
これはもしかしたら私のホームステイ先に限ったことだったのかもしれませんが、夜(9時以降)はWifi本体の電源が切られていて使えなかったので自分のスマホのデータを利用していました。
事前にホストファミリーにWifiについて質問したら『Wifiは超過料金が高いからダウンロードや動画には気をつけてね』と言われていましたが、まさか使用時間が限られるとは聞いていなかったのでびっくりしました。。
平日は語学学校で帰宅すれば夕方、ご飯を食べてシャワーを浴びてようやくパソコンを触ったりするのが9時前後だったので私にとって家のWifiはあってないような感覚でした。笑
洗濯に関すること
私のホームステイ先では週に1回の洗濯で外干し、場所限定で部屋干しオッケーでした。
私が語学学校に通っていた時期は、冬にあたる時期だったこともあり洗濯もあまり出なかったので洗濯機を回すのが週に1回ということに特に不満はありませんでした。
ただひとつ、どうにかならないのかな?と思ったことが…。
それは洗濯をどれだけ雨が降っていようが、必ず決まった曜日にまわすということ。
日本の梅雨のような時期なら晴れるまで待つわけにはいかないので仕方がないですが、(こんな大雨の日に回さなくていいのでは…?)と思ってしまうくらいの天気で洗濯をして、案の定、外には干せず全て部屋干しになるわけです。
部屋干しのスペースはかなり限られておりホストファミリーはベッドリネンを洗濯に毎回出すのでとにかくスペースがない!!泣
ホストマザーは少し潔癖気味だったせいか、どうしても部屋干しスペース専用の場所以外に洗濯物を干したくなかったらしく…その結果、乾きやすそうな衣類から干し始めて乾いて空いたスペースに順番に干していくという手段しかありませんでした。
洗濯物を干すのはお手伝いの一環として自分が任せられていたのでとにかく困ったことの一つでした。
②ストレスを感じたこと
室内が寒すぎた
私がホームステイに滞在していたのはニュージーランドの首都である北島のウェリントン。
年間を通して気温の変化が穏やかだと言われているウェリントンですが、一年を通して風が強いと有名なだけあって風も相まって私が滞在していた時期である冬(6月の後半)は気温は7度くらいでも体感はそれより寒かった感じがします。
基本的に外出時はダウンを着ていましたが、ホームステイ先はエアコンはほぼつけないスタイルだったこともあり家の中でもダウンを着て靴下を履いて過ごしていました。
が…とにかく自分の部屋が極寒で寝る時も裏地がモコモコのパーカー着て寝るレベルで寒かったです。笑
仕方がないと言えば仕方がないんですが、部屋で勉強をしていても手先が冷たくて、1日中厚着をしていることから肩が凝ったり、、動きにくいこともあり知らず知らずのうちに家の中の寒さでストレスを感じていたと思います。
休日に家で過ごしにくかった
ハウスルールとして『休日は外出しなさい』ということはありませんでしたが、休日を家で過ごしていたある日、ホストマザーに『せっかくニュージーランドに来たのに友人と出かけないの?』と言われました。
その週は到着して語学学校も始まった週だったので環境の変化からの疲れもあり、なんとなく家でゆっくりしたい気分だった私は『疲れているからゆっくり過ごそうと思っている』と伝えたところ、その時は『なるほど』とわかってくれたような雰囲気でした…
しかしその日家で過ごした私に対してのホストマザーの態度が明らかに不満そうでした。笑
その空気がすごく気まづかったこともあり、その次の週末から隔週くらいの感じで語学学校でできた友人と出かけたりしていたのですが、毎回週末に家で過ごすときはなんとなく不機嫌で、、とにかくやりにくかった…汗
言い訳になりますが、毎週出かけなかった理由として私のホームステイ先はお店などが多い中心地から少し離れていたこともあり天気が良くない日は特に外出する気になれなかったというのもあります。
この出来事から私のホームステイへの理想は完全に崩れ、理想と現実の違いを実感し始めました。
食事や食器洗いに関すること
留学エージェントから説明されていたのはホームステイに昼と夜の2食が付いているということでした。
実際はというと、朝食は本来は付いていないけどホストマザーの好意でシリアルかトーストは朝食として自由に食べてねということだったので有り難くいただいてました!
ここまでは良かったのですが問題は昼食でした。
説明されていたのはランチはホストファミリーにサンドイッチなどの軽食を用意してもらえるという説明だったのですが、、
語学学校初日、ランチは用意してもらえていると思っていた私は朝食を済ませていざ出発という時にホストマザーに『ランチって、、?』と尋ねると思わぬ答えが返ってきたんです。
『ランチはそこの食パンを使って冷蔵庫にあるもので適当に作って持っていっていいよ』と。
(ん…?用意されているはずじゃ…?)
まあその日は初日だったので(そんな日もあるのか…)くらいの感じでしたが結局、最後の最後まで昼食が用意されていることはありませんでした。笑
ホストマザーのいう『冷蔵庫にあるもの』というのも日によりけりで、サンドイッチの主役であろうハムなどもあったらラッキーくらいの感じ、、
スライスチーズとレタスはかろうじて常備されていたのでほぼチーズとレタスのサンドイッチかトーストにジャムだけ塗って持って行った日もありました。
そして夕食はお肉とポテトなどしっかりとしたものを出してもらったこともありましたが、とにかく味がなかった…。そうでない日はトーストとスクランブルエッグなど軽食でした。
失礼になるかなと思って塩や醤油など他の調味料もかけにくく、まあ作ってもらえるだけでありがたいと思わなきゃなーなんて思いながら食べていましたが、少しストレスだったかもというのが本音です。笑
今思うと調味料に関しては、初めのうちに一言声をかけていたら普通に使えていたと思うからやっぱり思ったことは一度口にしてみる方が絶対にいいなと思うよ。
週末にはテイクアウトのフライドチキンやフィッシュ&チップス、ハンバーガーとフライドポテトとかが多かったですが普段あまりファストフードを食べない私も普段の夕食が夕食なのでこの時ばかりはなぜか美味しいと感じていました。
そして洗剤入りのお湯でお皿をザブザブするだけの『すすぎなし』のニュージーランド特有の食器洗いも少し気になったというのは言わずもがなの話。汗
まあ死にはしないとはわかっているものの、当たり前にしっかりすすぐ日本人にとっては泡だらけの食器が洗い上がりのラックに並べられているのをいざ目の前にすると…ソワソワでした。(一度あまりにも泡がすごかったのでさっと流そうとしたら水の無駄遣いだと怒られました…)
ホストマザーと合わなかった
まあ結局全てはこれな気がします。
ホストマザーが少し潔癖っぽかったことと、私の捉え方かもしれませんが何か注意されたりする時も含めてどこか言い方が嫌味っぽくて(一言多いというか…)なんとなく1週間も経たないうちに『なんかやりにくいなぁ』と感じていました。
ただその時は、私の英語力も乏しかったのでどことなく自分の英語力のなさも含めて、私にも問題があるのかなーなんて漠然と思っていましたが、、
実は私の住み始めた数週間後に、韓国人の留学生も同じ家に住むことになり一緒に住み始めたのですが、その女の子が1週間も経たないうちに私に『ホストマザーが苦手で引っ越したいんだけどどう思う?』と相談してきたので、やっぱり少しクセありのホストファミリーに当たったんだなとその瞬間に確信に変わりました。笑
ホストファミリーは本当に『当たり外れ』が激しいです。
語学学校の友人の話を聞いていると、私が抱いていた理想的なホームステイ生活を送っている子もいたし、中にはちゃんと夕食を用意してもらえないから1週間の半分以上は外食してるなんて子もいました。
ホストファミリーと合わなすぎて途中で自分でシェアハウスを探している子もいたし、他のホームステイ先に引っ越した子も。
はっきり言って食事に関しては調味料を使ったり、最悪の場合、適当に理由をつけて自分で購入して食べることもできるのでなんとかなると言えばなりますが、やっぱりホストファミリーとの人間関係がうまくいかないと家で過ごす時間全てがストレスになります。
まさにこれだとホームステイをする意味とは…?ということになってきますよね。
【結論】ホームステイしてよかった?
まず結論から言いますと…ホームステイという経験したかったことが経験できたことは明らかに自分の中ではプラスでしかなく心の底から経験して良かったと言えます!
ネット上でよく見る『ホームステイが最悪だった』という他の人の経験談も全ては、たまたまハズレを引いてしまったというだけの話です。
ホームステイを実際に経験した人なら、ホームステイ自体を後悔したというより『運悪かったなー』という感じだと思います。笑
なのでこんな悪い例の経験談を書いている私がいうのもなんですが、ホームステイに興味を持っている人は『こんな経験するの嫌だ!』なんて怖がりすぎずぜひ一度経験してみることをオススメします!
実際にめちゃくちゃ楽しい素敵なホームステイを経験している人もたくさんいますしね。
別記事でワーホリや留学に行くこと自体悩んでいる方に向けてワーホリ/留学の価値やメリットが英語だけではないということや、ワーホリを後悔する人の特徴と失敗談から学ぶ対処法などについてもまとめているので気になる方は参考にしてみてくださいね。⇩
理解しておくべき事とアドバイス
理解しておくべきこと
- そもそも文化が違うので食事や生活スタイルは違って当たり前だということ
- 相手も人間なので言いたいことは言わないと伝わらないということ
- ホームステイにおいて留学生はお客さんではないということ
- ホームステイはボランティアではないのでビジネスライクな関係もあり得るということ
- 好き勝手できる自分の家とは違うということ
ホストファミリーにとってはあなたがどこの国籍であろうが知ったこっちゃありません。
ホームステイの良さはその国の文化を学べることもメリットの一つなので、文化の違いに不満を抱くのはお門違いということです。
文化が同じ日本人同士なら、言わなくてもわかってもらえることはあるかもしれませんが、そもそも文化が違うので物事に対する捉え方や考え方も違うことが多く自分の中に思いを秘めていては相手があなたの考えや気持ちを理解することは難しいです。
こちらも当たり前ですが、ホストファミリーからすればあなたは知り合いでもなんでもなくお客さんではありません。
すごく現実的な話ですが、ホームステイは副職くらいの感覚で留学生を受け入れている家庭がほとんどであり、部屋を提供した上で最低限のお世話しかしないなんてことはごく普通です。(極端な話、立派な食事を毎日出したところで報酬は変わらないから)
ホームステイを経験する前に以上のようなことを念頭に置いているだけで気持ちの面での余裕が全然違ってきますよ。
経験者だから言えるアドバイス
- 疑問に思ったことはとにかく行動する前に確認を
- 自分の意思をしっかりと持ち、どっちつかずな返事は避ける
- 最低限言いたいことは言葉にする
- 部屋にこもらずコミュニケーションは出来るだけとる
- 理不尽すぎること我慢しすぎず契約先にいち早く相談する
- 初めから長期の契約をしない
疑問に思ったことは行動する前に確認
基本中の基本ですが、日本でも家庭ごとに家事のやり方やルールって違ったりしますよね。
国が違えばなおさらのこと、あなたが常識だと思っていることがニュージーランドでは常識ではなく失礼にあたることもありえるわけです。
どっちつかずな返事は避ける
ニュージーランドに限らず海外では自分の意思をしっかり持つことを子供の頃から教育されているので、割と好き嫌いをはっきりと口にする人が多いように感じます。
例えば食事などに関して言えば、嫌いなものを勧められたらきっぱりと『いらない』と言葉にするし嫌いなものがお皿に盛られていたり、お腹いっぱいなら平気で残すし、調味料はバンバン使うしといった感じで見ていてスッキリするくらいはっきりしてます。笑
とはいえ言い方には気をつけたほうがいいです。どんな料理であれ振る舞ってくれているわけですからね。
日本人特有の『どっちでもいい』というスタンスで答えると相手があなたの気持ちをわからないだけでなく、たちまちあなたは自分の意思や意見を持っていない人だとマイナスな印象を与えることにもなりかねません。
出来るだけどっちでもいいニュアンスの答え方を避けたほうがいいです。
言いたいことは言葉で伝える/トラブルの際は契約先に相談
言いたいことを全て口に出せばいいということではありません。
ある程度は言っていいことと悪いことの判断ってつきますよね。
万が一、それが原因で喧嘩になって一切食事を用意してくれないなどの生活に支障が出るようなことがあれば、いち早く契約先である留学エージェントなどに相談しましょう。
部屋にこもらずコミュニケーションをとる
到着当日は疲れもあり仕方ないかもしれませんが、語学学校などから帰宅したらすぐに自分の部屋に直行して食事以外はリビングに姿を現さないというのは正直あまり良い印象を与えません。
印象を良くするためだけに部屋にこもるなというわけではなく、積極的にホストファミリーとコミュニケーションを取ることでお互いの事をより理解しやすくトラブルも減らせます。
特に語学学校に通っていてホストファミリーも共働きである場合は、そこまでゆっくり話す時間なんかもないし食事中にペラペラ話すのもマナー的なこともありあまりしないと可能性が高いです。
なので帰宅してホストファミリーが忙しくしてなさそうだったら、少しだけリビングルームでゆっくりしてゆるい会話でも簡単な質問をしてみたりして相手への興味を示すことも大切なコミュニケーションの一つです。
最低限言いたいことを言えるようにしておくためにはホームステイ前(日本出発前)の事前英語学習がとても大切です。
こちらで紹介している参考書は洋書ですが、日常会話でそのまま使えるフレーズが学びやすくワーホリや語学留学前の事前学習に非常にオススメなので気になる方はどうぞ↓
初めから長期の契約をしてしまわない
これは本当に気をつけたほうがいいことです!!
特に3ヶ月以上でホームステイを検討している方は、長くて3ヶ月契約をして様子見してから延長などを決めたほうがいいです。(延長が可能かどうかは初めに確認しておきましょう)
実際に私は3ヶ月でしたが1週間でなんとなくそのホストファミリーの日常や、初対面の時には見えなかった人柄などが見えてきたので短期間での契約が可能であれば、1ヶ月くらいから契約してのちにそれ以降のことを考えるのがおすすめです。
一度契約してしまうと、途中で他のホームステイ先に移るのにも追加料金が発生したり、よっぽどホストファミリー側に原因がない限りはすでに支払っている分に関しては返金されなかったりするので期間は慎重に決めましょう。
まとめ
今回は私のニュージーランドでのホームステイの体験談を中心に紹介しましたがいかがだったでしょうか?
ニュージーランドに限らずですが、ホームステイにはメリットとデメリットがあるということを分かっていただけたかと思います。
体験談としては私が不満に感じた点やストレスを感じた点など悪い面にフォーカスを当てましたが、もちろん毎日が耐えられないほど辛かったなどというわけではありません。
お世話になったことは事実としてありますし、ホームステイでしかできない経験ができたと思えることももちろんあった上での話です。
ニュージーランドでのホームステイを検討している方には、良い面や悪い面、どちらかに偏った意見ばかりで判断するのではなく、どちらの面にも目を向けながら決断をしてもらいたいと思います。
それでは楽しいホームステイを!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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