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ワーホリってなんだかんだお金かかりそうだし、貯金がないと厳しいよね? 現地での生活費もどれくらいかかるか想像つかないし楽しそうだけど金銭面が不安…



貯金があるに越したことはないけど、働けるワーホリだからこそ最低限の資金でもなんとかなるってのも事実!
今回は主に初期費用と生活費を解説していくから「いくら予算が必要かな?」ってイメージが湧けば不安も解消できるよ!
ワーホリって楽しそうだけどなんとな〜くお金もかかりそうなイメージ。
ワーキングビザでもある「ワーホリ」は働くことが可能ではあるものの、見知らぬ土地で慣れない言語を使いながら働くとなるとそもそも仕事が見つかるのか? とか、続かなかったらどうしよう、、とか、漠然と不安になりますよね。
…やっぱり貯金がないと無理か。。と諦める前に!
まずカナダ現地での物価や生活費の目安を知っておくことで、必要資金も想像しやすく現地に到着してから「もっとお金用意しておくべきだった…」なんて事も避けられるし、一方で「これだけ費用があればワーホリできるんだ!」と現実味を帯びてきます。
だいたいの費用が分かればあとはシュミレーションをして用意する予算額を決めてしまいましょう!
カナダで語学学校の利用を検討している方は、以下の記事でおすすめの留学エージェントを紹介してますのでご参照ください☺︎


いろんな国の語学学校(カナダも含め)を紹介している総合型の留学エージェントのおすすめは以下の記事をご参照ください☺︎


[最低50万円]カナダワーホリ予算|初期費用と生活費からシミュレーションしてみました!


本記事ではワーホリに行く誰もが必要になる初期費用を含め、実際に現地での生活費はいくらかかるの?と気になっている方、いくら予算を用意すればいいか知りたいと思っている方に向けて最低でもいくら必要か一般的な1ヶ月の生活費を参考に詳しく解説しています。



この記事ではこんなことがわかるよ!
- ワーホリ費用の最低ラインは50万円!
- 絶対に必要となる渡航前の初期費用
- ワーホリ中に必要な生活費の目安
- アルバイトでいくら稼げる?
- 留学エージェントは必要?
それでは順番に費用をみていきましょう。
カナダワーホリで貯金したい必見!以下の記事でカナダ現地の生活費や節約方法について解説していますのでご参照ください☺︎


カナダワーホリを実現するまでの事前準備は、以下の記事でステップに沿って解説していますのご参照ください☺︎


カナダワーホリ予算の最低ラインは50万円!


まず初めにこの金額自体を高いと感じるのか、たったこれだけ?! と感じるのかは置いておいて、留学費用として考えると他の人気国オーストラリアやアメリカ、ヨーロッパなどに比べると大幅に安いです。



それもそのはず。カナダは物価は安くないって言われてるけど低家賃のルームシェア物件が意外と多い!家賃が安いと費用も抑えやすいからね。
※上記の初期費用とは、ビザ、航空券などワーホリ出発前に絶対に必要なトータルの準備費用
初期費用を除いた残り30万円が現地の生活費に充てられる金額になります。
はっきり言ってこの30万円が現地に持って行くべき最低ラインの予算です。
なぜかというと、カナダのワーホリビザ申請の条件の一つがこちら↓
have a minimum of CAN$2,500 to help cover your expenses in Canada
引用元:Government of Canadahttps://www.cic.gc.ca/english/work/iec/eligibility.asp?country=jp&cat=wh
つまり【カナダでの滞在にかかる費用をまかなうために最低CA$2,500(約26万円)持っていること】が条件なので極端に言えば手持ちが26万円しかなくても入国自体に問題はありません。
しかしここで注意しなければならないのは手持ち26〜30万円で出発する場合、この予算は現地で2ヶ月分の家賃(デポジットとして初月に家賃の半月〜1ヶ月分を含める)と生活費、あなたがやりくり上手で、低家賃の住居を探せたら3ヶ月カバーできる可能性もゼロではありませんが、決して余裕のある予算とは言えません。
もし低家賃な住居が見つからなかったら? もし仕事探しに苦戦したら? 起こりえる状況を予測しておくことも大切(※低家賃の家は治安の良くない地域の可能性もあるので、家探しの際は事前に必ず調べましょう)
カナダでの家探しについては以下の記事で解説していますのでご参照ください☺︎


結論として・・・
最低50万円あればワーホリは誰でも可能、不安なら初期費用とは別に50万円くらい準備すると気持ちに余裕も!
絶対に必要となる渡航前の初期費用は?


絶対に必要な初期費用
こちらでは、ワーホリビザの申請から現地に到着するまでに必要な費用をまとめました。
パスポート申請費 | 11,000円(5年間有効)/ 16,000円(10年間有効) |
ワーホリビザ申請料 | CA$341(約3.6万円) |
海外医療保険 | CA$657(約7万円) |
航空券 | 平均10万円 |
合計 | 約22万円 |
上記の値段に加えて語学学校に通う人は費用がプラスで必要になるという感じです。



詳しい内訳を順に見ていこう!
パスポート申請費
まずワーホリの申請を始める前に確実に必要なパスポートですが申請から取得までには通常で1週間くらいかかりますが申請する場所や土日祝日の関係で1週間以上かかる場合もあるのでワーホリ申請を決めたら早めに申請しておきましょう。
- 5年間有効(12歳以上)11,000円
- 10年間有効 16,000円
ビザの申請費用
ワーホリに行く国によって価格は違いますが、カナダは基本的なワーキングホリデープログラム申請費としてCA$256に加えてバイオメトリクス(指紋+顔写真)CA$85が必要となるので、合計で$341(約3.6万円)が最低限必要な申請費用となります。
海外医療保険
海外医療保険は保険会社や年齢、補償額によって値段は異なるものの、カナダワーホリでは定番の海外医療保険と言われている「ブリッジスインターナショナル保険サービス(Allianz)」で最低補償限度額の保険を丸1年間かけた場合でなんとCA$657(約7万円)!!
ちなみに、他の保険会社だと補償額がこちらとそこまで変わらないくらいでも、10万円以上するのが一般的な1年間のワーホリ保険代です。
おそらくブリッジス保険は、カナダワーホリのための海外医療保険では一番安く評判も結構いいので、最低限カバーできればいい!という人であれば他と比べ格段に費用を抑えられるのでおすすめですよ!
海外医療保険をより安くしたい方にはとっておきの方法があるのでこちらの記事をぜひご覧ください↓


航空券
航空券は片道航空券でも問題ないですが、往復チケットで購入するのであれば万が一の時のことを考えてオープンチケット(帰りの日時変更ができるもの)にしておくことをおすすめします。
- 日本→バンクーバー(格安航空券)片道約8万円〜
- 日本→バンクーバー(正規航空券)片道約13万円〜



個人的には片道チケットで入国して、現地で帰りのチケットをたまにチェックしながら、予算と時期を考慮して帰りのチケットを購入するのが一番安く済み、急な予定変更にも対応できるからおすすめ!
人によっては必要な費用
語学学校にも通いたい!という人は、語学学校の入学金・授業料、ホームステイをする人はその費用もプラスで必要となります。
語学学校の学費
語学学校によって値段が違うのはもちろんのこと通う期間、授業のコマ数によっても大きく変わってきますが1ヶ月で最低でも5万円〜10万円は必要になります。
ガッツリ短期集中型で授業を受けたい人は短期間で1日の授業数を増やしたり、仕事をしながらコンスタントに授業を受けたい人は1日のコマ数を減らして日数を増やすなど、自分に合ったスタイルで語学学校に通えます
忘れてはいけないのが授業料の他に教材費、滞在先手配料(学校側にホームステイや滞在先を手配してもらう場合)などもプラスで必要になるので多めにみても初めの1ヶ月にかかる費用は最低でも10万円くらいは必要と考えておきましょう。
ホームステイ代
語学学校によっては、ホームステイ+学費込みというパッケージになっているところもありますが、基本的にはホームステイ代(場所によっては1日2食付き)のみの費用として平均で1ヶ月10万円〜15万円くらいと考えておくといいと思います。
カナダでの1ヶ月の生活費はいくら必要?


カナダ現地でかかる生活費の目安はこちらです。
1ヶ月最低限必要な支出 | シェアハウスの場合 | ホームステイの場合 |
---|---|---|
家賃(WiFi / 光熱費込み) | CA$600〜800(約6.5〜8.7万円) | CA$900〜1,200(約9.5〜13万円) |
食費 | CA$100〜200(約1〜2万円) | 3食込みの場合は基本的にCA$0 |
携帯代(SIMカード代除く) | CA$15〜70(約1,600〜7,600円) | CA$15〜70(約1,600〜7,600円) |
その他雑費(交通費、娯楽費) | CA$100〜300(約1〜3.3万円) | CA$100〜300(約1〜3.3万円) |
合計 | CA$815〜1,370(約8〜15万円) | CA$1,015〜1,570(約10〜17万円) |
家賃は、滞在する州によっても多少の差はありますが、シェアハウスがいかに安く滞在できるかということが一目瞭然ですよね。
アパート1室のような完全プライベートを希望する人は上記の家賃がシェアハウスの1.5〜2倍近くになるようなイメージをしてもらえればと思います。
それでは順番にそれぞれ詳しくみていきましょう。
家賃(WiFi / 光熱費含む)
カナダでワーホリといえば、一般的に多いのが「シェアハウス」。1軒家をオーナーさんが貸していて、数人でキッチンやシャワー、トイレなど共同スペースはシェアして、各自それぞれ自分専用の1室に住むというスタイルです。(オーナーさんも住んでいるパターンもあります)
メリットだけではないけど、家賃を抑えたい人なら断然シェアハウス!!
それ以外では日本のようにアパートの1室を借りて一人暮らしをするか、ホームステイが選択肢となります。
- シェアハウスで平均CA$600〜800(約6.5万円〜8.7万円)
- アパート1室(郊外)で最低でもCA$1,200(約13万円)〜
- ホームステイで平均CA$900〜1,200(約9.5万円〜13万円)
ホームステイでは光熱費に加え、家賃に食事1日2〜3食付いている場合も多く、食費が抑えられることはメリットである一方で、ホームステイ先の食事が口に合わない場合は別で食費が必要になり、一緒に暮らす上で少し住みづらくなる可能性があることがデメリットでもあります。
そういった点が心配であれば、初めから食事なしのホームステイを選ぶか、自分で家探しをしたほうが良いかもしれません。
ホームステイにはデメリットもありますが、ホームステイの醍醐味は自分も家族の一員のような感じになれて、相談に乗ってもらえたり、日常会話が英語の勉強につながったりといった、普段できない経験ができることなのでこの機会にホームステイをしてみるのも価値がありますよ!



それぞれメリットとデメリットがあるけど、費用をできる限り抑えながらも「自分の時間×人との関わり」のバランスを考えるならシェアハウスがオススメ!
カナダではないですが、私自身のニュージーランドでのホームステイ体験談を別記事でまとめていますので、ご参考までにどうぞ☺︎


食費
食費は自炊する場合、ざっくりと2万円ほどあれば、特に我慢することなくある程度好きなものを料理して食べられるくらいかと思います。ガッツリと節約したいのであれば1万円以下に抑えることも十分可能!!
カナダの食材の値段の目安はこちらです。
- 牛乳(4L)CA$6(約660円)〜・アーモンドミルク/豆乳(1.89L)CA$4.50(約490円)〜
- 卵(1パック)CA$4(約440円)〜
- 合い挽きミンチ(1kg)CA$10(約1,000円)〜
- ステーキ(1kg)CA$20(約2,190円)〜
- 鶏胸肉(1kg)CA$13(約1,420円)〜
- パスタ(1kg)CA$3(約330円)〜
- じゃがいも(10kg)CA$10(約1,100円)〜
- お米(2kg)CA$4.50(約490円)〜
- パン(570〜600g)CA$1.7(約190円)〜
日本より高いものもありますが、カナダは日本に比べてパスタやパン、お米、豆などの主食が日本より安く、他にはトマトソースなどの缶詰、骨つきチキンやポークチョップ、じゃがいもは1年を通して安く手に入ります。
続いて外食についてですが、残念ながらカナダの外食は日本に比べてかなり高いです。
外食のランチだと平均CA$10〜20、ディナーだとCA$20〜50は最低でもかかります。カナダは州によって税率や税金の種類が違うのですが、消費税が15%のところだと、これにチップ(基本的にはお会計の10%くらい)が必要になるのでこれだけで25%がプラスに、、
シンプルなハンバーガーとポテトだけでお会計2,000円以上は、日本なら少し高いと感じるかもしれませんが、カナダでは平均的です。
大都市には韓国料理やイタリアンなど多国籍レストランも多く、手頃な値段でボリュームタップリなんてところもありますが、、しかし安いと言えど、自炊と比べれば確実にお金はかかります。
節約したいなら基本は自炊、外食はたまに楽しむ程度に抑えるなどバランスを意識することが重要です。



外食がメインの人なら、上記であげた食費の2倍はかかると考えておいた方がいいかも。自炊が苦手なら、昼か夜どちらかだけ自炊するだけでも食費はかなり抑えられるよ
携帯代(SIMカード代除く)
SIMフリーのスマホを日本から持参する場合、初回に必要となるSIMカードは大体CA$10(約1000円)くらいです。
カナダの格安simとして人気が高く、私自身も利用しているのが、「Public Mobile(パブリックモバイル)」。毎月の支払いを自動にした場合、月々CA$15(約1600円)で250MBが付いてくるという料金プランです。
外出先でデータをあまり使用しない人であれば、最安プランで十分ですが、他にも1GB / 3GB / 5GB / 10GB / 20GBと国内通話し放題で最大CA$70(約7,600円)など、データ容量が小刻みで選べるので、比較的毎月の携帯代を調整しやすいのが「Public Mobile(パブリックモバイル)」の特徴です。
Public Mobileを利用する際には、以下のクーポン適用で支払い時に使えるCA$10がもらえるので、よかったら使ってくださいね(*´꒳`*)(購入時に以下のコード入力ですぐ適用されるので、スクショしておくと便利)
プロモコード:REW658
プロモコード付きリンク:https://publicmobile.ca/en/other/plans?referral=REW658



別会社で、データ使い放題プランもあるけど、基本的にカナダの通信量は全体的に日本より高いよ。日頃から自分のデータ使用量をチェックしておくとプランを選びやすいよ
【カナダで携帯代を抑えたい方必見】『Public Mobile』の他にもカナダでおすすめのSIMを以下の記事で紹介していますのでご参照ください☺︎


その他雑費(交通費 / 娯楽費)
交通費に関しては、住む場所が郊外であればあるほど、バスや電車での移動が必要になるので必然的に高くはなりますが、バンクーバーなどの都市であれば定期パスや日本でいう「suica」などの事前にチャージして使用するタイプのものもあるのでCA$100〜200くらいあれば大体の移動には困らないです。
大都市以外でも、バス運賃は日本とさほど変わらないCA$2.5(約270円)ほどで、ダウンタウン周辺のゾーンを移動できたり、定期パスも販売されていたりするので、タクシーを利用しなければ月CA$100以上かかることはよっぽどないと思います。
娯楽費は、食料品以外のショッピングや遠出といった遊び全般でまとめているので、人によって差はあるものの、フルタイムで働いていて、休日に出かけるくらいなら月CA$100〜300ほどかなと思います。
節約するならまずは自炊!
結論から言いますと、節約したいのであれば、家賃などの固定費や食費の見直しから始めるのが一番簡単です。ただ家賃は場所によっては、治安などの事情も伴い選択肢がないことも珍しくないため、まずは費用を削りやすい食費から節約を始めましょう。
食費の節約といえば「自炊」。自炊のメリットは節約以外にもあります。
例えば、ハンバーガーひとつとっても、手作りならお店で食べるよりカロリーも大幅に減らせますし、材料費となる合い挽き肉や玉ねぎは価格が手頃なので、外食のハンバーガーの半額以下〜3分の1ほどの値段で作れるため、健康面、金銭面の両方で一石二鳥です。
ハンバーガーなら材料も少なく丸めて焼くだけ!!油もいらず、味付けも最悪なしでもケチャップやマスタードを後付けすればいいので、めんどくさがりにはピッタリの料理です!笑



特に最近では時短レシピなど、簡単レシピはたくさん出回ってるし、電子レンジのみでできるレシピもあるから、料理が苦手な人でも挑戦しやすいよ
ワーホリ中のアルバイトで稼げるお金は?


ワーホリといえばやっぱりただの旅行ではなくて「働いてお金を稼げる」ことも魅力の一つですよね!
結論から言いますと、、
ズバリ1年間カナダ平均最低時給で働いた場合でもCA$24,480(約267万円)
カナダ全体の平均時給と各州の最低賃金
まずカナダ各州の最低賃金から見ていきましょう。(2024年現在)
バンクーバー, ビクトリア(British Columbia)CA$17.40
カルガリー(Alberta)CA$15.00
トロント(Ontario)CA$17.20
モントリオール(Quebec)CA$15.75
ホワイトホース(Yukon)CA$17.59
引用元:Government of Canada http://srv116.services.gc.ca/dimt-wid/sm-mw/rpt1.aspx
ワーホリで訪れる人が多い州をいくつか挙げましたが、現在のところ、カナダ全州で一番低いのがサスカチュワン州と、アルバータ州のCA$15.00(約1,640円)です。
ワーホリで人気の都市で働くのであれば、平均最低時給はCA$17.00(約1,860円)くらいだと思っておいていいと思います!
日本の最低時給はなんと951円!
所得税など差し引かれるものは別として、カナダの就労賃金が全体的に日本より高いことがわかります。



職種によって違うのは当たり前だけど、ここで挙げたのはあくまで最低賃金。最低賃金以下で雇用する雇用主のもとで働くことはトラブルを招かないために絶対避けましょう。
就労時間、残業と所得税について
基本の就労時間は日本と同じで1日8時間で週5勤務ですが、雇用先によっては1日10時間で週4というところもあります。要するに週に40時間が基本的な勤務時間となっています。
ただ残業がある場合、1日8時間の基本就労時間を超えて残業をすると時給が基本時給の1.5倍か2倍になります!
例えば、就労時間が週40時間に満たない場合も、1日8時間以上働いた場合はその越えた時間分は残業として扱われます。
4時間残業をした場合→ 基本時給×8h + 基本時給×1.5×4h
5時間残業をした場合→ 基本時給×8h + 基本時給×1.5×4h + 基本時給×2×1h
※上記のように4時間を超える残業時間分には、時給が1.5倍ではなく2倍が適用されます!
その他にも以下のような手当があります。
- バケーションペイ → 日本でいう有休休暇の分としてフルタイムやパートタイム関係なく5日以上その企業で働いていれば1年未満の就労でも毎月の給料の4%が「有給休暇手当」として給料にプラスで支払われる。
- スタットホリデーペイ → 国で定められている祝日に出勤した場合は基本時給の1.5倍が支払われる。たとえ出勤しなくても通常時給で8時間分の給料が支払われる。(※こちらは雇用後30日以上経過しておりその30日のうち15日以上出勤している場合)
続いては所得税についてですがカナダでは「累進課税」と言われ、所得額によって納める税率が細かく変わってきます。
課税の対象となる所得額 | 税率 |
---|---|
CA$55,867以下 | 15% |
CA$55,867以上$111,733以下 | 20.5% |
CA$111,733以上$173,205以下 | 26% |
CA$173,205以上$246,752以下 | 29% |
CA$246,752以上 | 33% |
ワーホリで働く場合であればフルタイムで働いても、おそらくは一番低い税率の範囲内の年間収入だと思うので15%が所得税として引かれます。
所得税に加えて保険料や年金を引かれたり、企業によってさまざまですが「タックスリターン(確定申告)」を申請すればワーホリでも支払った所得税のいくらかが返ってくるシステムがあります。
ちなみに私はこのタックスリターンを帰国前に申請して10万円近く返ってきました!
このシステムですがそもそも知らなかったり、手続きの仕方がよく分からずめんどくさいという理由で申告せず、ほったらかしてしまう人がいるのですがかなり勿体無いです。
支払った所得税によって返ってくるお金は違いますが、私の月給は手取りで25万円ほどで飛び抜けて稼いでいたわけでもなく10万円返ってきたのでそう考えると少なくても5万円以上は返ってくると考えられます。



たとえフルタイムで働いていなくても「タックスリターン」の手続きをしよう!!手続きを手伝ってくれる専門の会社があるので、まずは調べるか身近な人に聞いてみよう!
給料全般に関しては各州によって異なる場合があるので詳しく知りたい人はこちらのGovernment of Canadaの公式サイトで確認しましょう。
フルタイムで稼げる平均的な1ヶ月の給料
既に初めに1年間で稼げる額を挙げていますが、もう少しわかりやすく1ヶ月分でみてみましょう。
カナダの平均最低賃金CA$15でフルタイムで週40時間働いた場合
CA$15 × 40h × 4週間 = CA$2,400(約26万円)
条件を満たしていれば、こちらにバケーションペイ4%が加わり、所得税が15%(約$300〜360)差し引かれる形になります。(※雇用先によってはチップがプラスになったり歩合がついたり様々です)
カナダに限ったことではないですが、職種、残業時間、祝日出勤などによって給料にはかなり幅があります。最低時給で働いていても祝日出勤や残業が多ければ予想以上に稼げたりしますしね。
いわゆるツアーガイド関係の仕事をしている知人がいるのですが、だいたい月々35万円が基本給でそれにプラスで多い時だとチップを10万円以上もらうこともあるなんて言っていました。
しかしチップを貰えることで「チップ = 自分への評価」と取ることもできるので仕事に対するモチベーションが上がったりするのもチップ文化ならではの一つの魅力かなと。
サービス業で働く人のなかには、基本給に近いくらいのチップを稼ぐ人もいるらしいので驚きです!!



話が逸れたけど、最低時給でもチップを貰えるような所で働くことで予想以上に稼げたり、逆に最低賃金以上の時給で働けば上記に挙げた1ヶ月分の給料を上回る可能性もあるよ
カナダワーホリで仕事探しを効率的に行いたい方には以下の記事もご参考までにどうぞ☺︎


留学エージェントは利用すべき?


結論から申し上げますと、
「費用を最小限に抑えたい」「到着後すぐの語学学校は検討していない」→ 利用しない
「面倒な手続きを避けたい」「語学学校を視野に入れてる」→ 利用/検討する
とにかく最低限の費用でワーホリに行きたいと考えている人は、個人的には利用をおすすめしません。
しかし語学学校に行きたい人は、面倒な書類上の手続きや英語で学校とのやりとりも必要になる可能性が高いので、利用するかは別にして検討してみることをオススメします。
留学エージェントに関しては別記事で詳しく解説しているのでご参照ください☺︎






留学エージェントとは
留学エージェントとはワーホリも含めた留学全般の手配をする代理店です。



具体的にどんなことを手伝ってくれるの?
もちろん無料では利用できないよね?
ワーホリで利用する場合であれば・・・
ビザの申請サポート、語学学校の紹介から入学手続き、滞在先の手配、保険加入などのサポート、航空券の手配、現地の情報提供、空港送迎の手配をお手伝いしてもらえます。
留学エージェントによっては現地に到着してからオリエンテーションを開いて、銀行口座の作り方、携帯電話の契約など英語でのやりとりが必要になる現地で初めにすべきことに関するサポートを全て無料で受けられるところもあります。



基本的に滞在先の手配や空港送迎は有料が多く、それ以外のサポートはその留学エージェントを通して語学学校に申し込みをした場合に無料で受けられるという条件が設けられているところが多いよ!
メリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
面倒な手続き・語学学校とのやりとりを任せられる 書類上のミスを防げる いつでも相談できる リアルな体験談・情報に触れられる | 留学費用が高くなる 希望に合った語学学校が見つからない場合もある 指定された保険会社でしか保険加入できない場合がある エージェントの質にばらつきがある |
留学エージェントを利用する最大のメリットはビザの申請や語学学校の入学手続きなどややこしかったり面倒なやりとりを手伝ってもらえること。
特にビザ申請に関する書類で書き間違いなどのミスをすると、非承認になったり再度提出しなければいけなくなったりと余分に時間がかかってしまうこともあるため、プロの方にチェックしてもらえるのはかなり心強いです。
ただメリットの一つである「過去の利用者の経験談や現地の情報が聞けること」ですが、こちらは違う側面もあります。
というのも、、
留学エージェントの立場からすれば、過去の利用者の悪い口コミをこれから利用するかどうかを考えているあなたに絶対に話すわけがないから
興味を持ってカウンセリングを受けているあなたを前に、利用者からの苦情を受けたことがあったとしても教えないし、悪い口コミより良い口コミ、業界での成績や他からの評価など良いことしか言わないのは当たり前ですよね。笑
リアルな体験談として、そのエージェントを利用してよかったと満足している人の話や失敗談など知っておくとタメになることはたくさんあります。
デメリットとして挙げた「費用が高くなる」というのは、例えば個人で保険加入するのであれば最安の保険が選べますが、エージェント側に提携している保険会社があれば値段関係なく加入する以外選択肢がありません。



自分で選びたいなら保険加入において「自由選択」が可能なエージェントを初めから選んだほうが費用を抑えられることが多いよ。
語学学校についても保険と同じで、留学エージェントが提携している語学学校への入学しかサポートはしてもらえないので、もし初めから希望の語学学校がある場合は、その語学学校が提携している留学エージェントを探す方が無駄な時間を省けます。
費用はいくら?
手数料無料の留学エージェントを利用するのであればカウンセリングは基本的に無料です。
- 語学学校を利用する場合(学費のみ・4週間)・・・約8〜15万円(保険加入の指定があればプラスで保険料)
- ビザ申請の手続きなどの語学学校以外のサポートのみ受ける場合・・・約2〜5万円
そもそも留学エージェントは、語学学校や保険会社などと提携を結び、その提携先に代わって商品を説明したりプロモーションや宣伝を行う対価として紹介料、入学手続きなど学校と顧客の間のやりとりを受け持つ斡旋料などで経営が成り立っています。
なので手続きやカウンセリングに対する手数料は実質無料、費用の主な割合を占めるのは語学学校の入学金を含めた学費やホームステイ代です。
こちらに追加で、指定された保険加入が必要ならその保険料、それ以外にはオプションでホームステイ先の手配料、空港送迎の手配料など利用するサービスによってトータルの費用にばらつきはあります。
多くの留学エージェントは語学学校への入学が決まれば一定のサービスが無料で受けられたりしますが、提供しているサービスや価格はエージェント先によってさまざま。あらかじめオプションなどもしっかり確認しておきましょう。
最近では留学エージェントのカウンセリングが無料は当たり前になってきています。「有料」と聞くと無料カウンセリングとは違う特別なアドバイスや割引があるのかな?と思うかもしれないですが、、残念ながらどちらもそこまでの違いはありません。
よっぽどの事情がなければ無料カウンセリングで十分です。
【手数料無料のおすすめ留学エージェント】
夢カナ留学

・月間1000人ものカウンセリングを行なっており留学前にプロのネイティブ講師のレッスンが受けられたりと事前準備にも力を入れている
・語学留学を検討している方だけでなく、ワーホリなどで語学学校は考えていないけど事前準備に不安があるいう方にもスタッフが親身に相談に乗ってくれるという点で利用者からの評価が高い
・オーダーメイドで一人一人に合った目的のプランを組めるので必要最低限の費用に抑えることが可能


・カナダジャーナルといえばなんといっても40年以上という長い歴史を持った実績のある留学エージェントで安心感がある
・バンクーバーにオフィスがあるので何かトラブルが起こっても駆け込み寺のように相談できる場所があり心強い
・提携校はなんと70校以上ありインターンシップなどの紹介も行っているので選択肢が多く希望の学校が見つけやすい
・かなり名の知れたカナダにオフィスを持つ、良質で幅広いサポートが自慢の留学エージェント
・有資格のプロのコンサルタントが個々にあった理想の留学プランを提案してくれる
・顧客の満足度重視なので、希望に沿うことが難しいと判断した場合は断ることもあるということからも信用度が非常に高い
カナダにしかオフィスを構えていない留学エージェントを含めて紹介しましたが、日本だけでも留学エージェントは少なからず100社以上は存在していると言われています。



そんなにあったら自分に合った留学エージェントを探すなんて途方もない時間がかかりそうだね、、、なんか良い方法ないの?
効率良く探すコツは・・・
- カナダ留学専門のエージェントに絞る(扱っている国が幅広いと専門知識や情報が浅い可能性がある)
- カウンセリング無料以外は一旦候補から外す
- ワーホリで行くと決めている場合は【ワーホリ】をキーワードに含めてググる
- 候補があればカウンセリング予約前にネットで悪評がないか調べる
- 候補を5箇所ほどに絞って無料カウンセリングをどんどん受ける
注意すべき点は・・・
- カウンセリングの際に、自分の希望とプランが合わなそうだったり、少しでも疑問を感じたら遠慮せずに質問し、納得がいかなかったらはっきりと断る(曖昧な態度や返事をできるだけしない)
- 有料・無料のサポートの項目や内容を把握しておく
- 良い口コミも大切ですが、悪い口コミにも目を向ける
留学エージェントを利用するのであれば、どれだけ妥協をせず自分に合ったプランを選べるかが留学の満足度にも大きく影響します。



なんとな〜くカウンセリングを受けるより、事前に関連する情報収集をして留学・ワーホリの目的や最終的な目標、妥協したくないポイントなど、簡単にでも考えておくとカウンセリングを受ける際にも話が段違いにスムーズに進むよ!
まとめ


予算に余裕があるに越したことはないですが、最低50万円あれば一生に一度しか体験することができないワーホリを実現できるのは事実なのでこんな魅力的なことはありません!
語学学校に行く方も行かない方も、こちらの50万円という数字をベースに考えると自分の必要な予算がシミュレーションしやすいのではないかと思います。
特に語学学校に関しては出発前に金銭的に余裕がないのであれば、現地で仕事を始めてから語学学校への入学を考えても全然遅くありません。
予算を考える上で知っておくべきことは、月にいくらあれば生活ができるのか、仕事はすぐに始めるのか、など最低限の計画を立てておくこと。
この記事を読んで、ざっくりとでもカナダの物価事情を把握できて用意する予算の計画を立てるのに役立ててもらえれば幸いです。
それではさっそく予算を準備して後悔のないワーホリを!!
最後まで読んでいただき有難うございました!
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