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今回は次のような疑問を持っている方に向けて、私も数年前から使用している『English for Everyone』という全て英語で書かれた英語学習のための参考書(洋書教材)について紹介したいと思います!
・英語で英語を学ぶことに興味がある
・『English for Everyone』の内容やレベル感は?
・『English for Everyone』のリアルな口コミや評判が気になる
・実際に使った人の正直な感想が知りたい
ここ最近、お笑い芸人である渡辺直美さんがSNS上で英語学習におすすめの教材として紹介したことをきっかけに話題になったのがこの『English for Everyone』です。
実は日本で話題になる前から海外ではこの『English for Everyoneシリーズ』の愛用者は年齢問わず非常に多く、英語を独学で勉強する人だけでなく英語を教える側の講師の方にも立派な教材の一つとして使われているくらい人気が高いんです!
そんな世界中で評判の良い英語教材なわけですが、ご存知の通り洋書教材なので内容は全て英語表記、日本語の解説など一切用意されていないためどうしても英語初心者には敬遠されがちであることも事実です…
そんなわけで本記事では、『English for Everyoneシリーズ』の愛用者の一人であり、英語学習を始めて間もない頃から使い続けている私が思うこちらの参考書の魅力を忖度なしにお伝えするとともに、利用者のリアルな口コミ評判についても検証してみたので参考になれば嬉しいです!
- 『English for Everyone』の概要、内容/中身は?
- 『English for Everyone』の魅力的な5つポイント
- ネット上の口コミ評判の検証結果
- 利用者である私の正直な感想と意見
英語教材『English for Everyone』とは?
『English for Everyone』はイギリスのDK社が発行している英語教材のシリーズです。
ネイティブ監修による参考書であるということは大前提ですが、世界各国の英語を第二言語とする英語学習者だけでなく、ネイティブのキッズのための英語教育にも使用されているだけあって、より自然で実用的な英語を学べる教材となっています。
基礎文法のテキストブックの中身はこんな感じで、左側に文法の主な解説や例文があり右側に問題が用意されています。
(※後で紹介する『Course book(基礎文法のテキストブック)』の各Level1〜4に対応したそれぞれの『Practice book(プラクティスブック)』が購入できます)
>>楽天市場で 【English for Everyone】Practice book を探す『English for Everyone』の魅力は?
『English for Everyone』の魅力はたくさんありますが、一番の魅力は全英語表記の洋書テキストでありながらも良い意味で全体的にレベル設定が低めなので初心者でもトライしやすいということです!
こちらをもう少し掘り下げると次のような5つの魅力になります。
- 4段階のレベルから選べる
- 基礎文法以外にもボキャブラリーなど幅広いシリーズで展開されている
- 文字少なめ、シンプルで見やすい解説
- オーディオ対応ありでリスニング学習にも◎
- 『オンライン英会話ネイティブキャンプ』活用でスピーキング学習にも対応
①4段階のレベルから選べる
『English for Everyone』のメインテキストブックは『Course book(コースブック)』と呼ばれる基礎文法を学ぶための本になります!
このコースブックは4段階のレベルが用意されていて、既にTOEICやIELTSなどの英語試験を受験したことがある場合は上記写真の試験スコアを目安にすると自分に合ったレベルを選びやすいです。
【初級/Level1】TOEIC 0-200 / IELTS 0-2.5
Level1の内容は初級レベルとされていますが、be動詞の使い方から説明されているため超初心者向けで実用的な英語というよりはどちらかというと小中学校で一番初めに習う基礎文法のやり直し用というとレベル感をイメージしやすいかと思います。
【初級/Level2】TOEIC 200-500 / IELTS 2.5-3.5
Level2の内容は現在、過去、未来の時制の基本的な使い方を中心に、感情や健康状態、天気などを説明するときに使える文法から簡単な助動詞、比較のための文法などLevel1より収録されている文法の幅は広く、会話にフォーカスを当てた基礎を固めるのにピッタリです!
【中級/Level3】TOEIC 500-850 / IELTS 3.5-5.5
続いて中級レベルと言われているLevel3ですが、内容としてはLevel2と被っている文法もありますがLevel3の方が使われている例文もところどころ複雑な文や、やや長めの文もあり会話にそのまま活かせるような表現やフレーズがより多く使われている印象です。
【上級/Level4】TOEIC 850-900 / IELTS 5.5-7
最後に上級レベルとなるLevel4ですが、内容としては過去分詞、仮定法、仮定法過去完了など日本人が苦手とされる複雑な時制の文法までかなり踏み込んだ内容になっているためシンプルな時制を含む基礎文法がしっかり理解できている人向けとなります。
②基礎文法以外にもボキャブラリーなど幅広いシリーズで展開されている
『English for Everyone』では基礎文法以外もシリーズが展開されているため目的や目標によって選ぶことができるのも嬉しい魅力の一つです。
例えば3000以上の必須単語が豊富なイラストを見て学べるボキャブラリーブックや、ネイティブもよく使う1000以上のイディオム(慣用句)が収録されているイディオムの本、表現の幅がぐんと広がる便利な句動詞が学べる本など各ジャンルに特化したテキストブックなどがあります。
【ボキャブラリーブック】English Vocabulary Builder
【イディオム】English Idioms
【句動詞】English Phrasal Verbs
③文字少なめ、シンプルで見やすい解説
『English for Everyone』が初心者にもおすすめされている理由の一つとしても挙げられる魅力的な部分がやはり文法参考書に多いごちゃごちゃしやすい文法の解説がこれでもかというくらいシンプルなことです。
もちろん言うまでもなく読者が理解できることが大前提なので『シンプル(解説が短い)=良い参考書』と直結するというわけではありません。
しかし英語学習に慣れていない初心者がいきなり細かい文字が敷き詰まったボリュームが多い参考書を始めたところで、きっと1年どころか1ヶ月ですら継続できるのは一握りいるかいないかだと思います。。
英語学習において継続が何より大事だということは、プロの講師だけでなく独学で英語を習得した経験者からも耳にタコができるほど言われ続けていることです。
いや!!当たり前!と思われたかもしれませんが、初心者に限って文字がずらずら並ぶレベル高めの参考書を選びがちです。笑
確かにやる気が漲っている時に参考書探し始めるとつい自分のレベルに合うかどうかより『ランキング』とか『おすすめ』って書いてあると中身の解説とか文字の細かさなんてそこまで気にしたことないかも…
結論を言ってしまえば継続できるかできないかは本人次第!でも確実にシンプルな解説ですっきり見やすい参考書の方が挫折しにくく継続へのハードルが低いよ
一見シンプルすぎる解説に思えるこちらの『English for Everyone』は英語で英語を学ぶ洋書教材でありながらも中級者だけでなく初心者にもぜひオススメしたい一押しの参考書だと言えます!
④オーディオ対応ありで発音確認が可能でリスニング学習にも◎
『English for Everyone』はPCとスマホ両方で無料ダウンロードができるオーディオにも対応しています。(※スマホアプリは設定言語を英語にしないとコースブックの音声が選択肢に出てきません)
解説部分も含めて音声マークがついている箇所は全て発音を確認できて、かつリスニングをして答える問題が用意されているのでリーディング、リスニング、ライティングに加えアウトプットとして声に出して読むことでスピーキングの練習としても活用できます!
>>DK English for Everyone 公式サイトの音声はこちら
⑤『オンライン英会話ネイティブキャンプ』活用でより実践的なアウトプットも可能
オンライン英会話で有名なネイティブキャンプでは『English for Everyone』を教材として使用した専用の学習コースが用意されているんです!
ちなみにこちら以外にも英会話アプリで有名なスタディサプリ専用のコースなど初級者から上級者まで幅広いレベルに対応しているので、参考書での学習に慣れてきたらネイティブキャンプのようなオンライン英会話の取り入れを検討してみるのもおすすめです。
↓ ↓ ↓
『English for Everyone』の口コミ評判は?
ここで気になる『English for Everyoneシリーズ』のネット上の口コミ評判ですが、今回検証して分かったことは本当に悪い口コミがほとんど見つけることができず悪い評価をつけている方の多くは『自分のレベルではまだ早かった、難しく感じた』といったコメントでした。
そのため総合的な検証結果としては満足度の高い良い口コミが80%、継続してみないとわからないといった良くも悪くもない口コミが10%、レベルが合わなかったというネガティブな口コミが10%といった印象でした!
とは言えあくまでネット上の評判なのでいち参考までにECサイトの口コミとSNS上でシェアされている口コミ評判をピックアップしてみたのでそれぞれ見ていきましょう!
ECサイトの口コミ
とある書店で見つけて、Amazonで購入。
レベル感も自分の英語力にはぴったり。
英語を英語で学ぶと新しい気づきもあるものですね。
音声もスマホで聞けますし、ピクト風?のイラストがわかりやすいと思います。
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イラストで単純な英語で書かれているので非常に読みやすいです。
日本の教科書には出てこない will と going to の違いなどのニュアンスや、アメリカ英語イギリス英語を意識して記載されていて、このシリーズを読めば英語の習熟度がより上がると思います
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当たり前ですが文法説明も全て英語ですが、単語を調べたら文法も何が書いてあるのか大体わかるようになるし、例文に間違いの例文があるのがわかりやすいし、ここを変えるとか、変えてはいけないとか具体的に説明されているのでわかりやすいです。例文自体短いし、ネイティブが作っている文法本なので日頃使う文章なのでオススメです。
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このほかにも英語を第二言語とする海外の方のコメントもたくさんありましたがほとんどが良い口コミでネガティブな口コミをされている方は『英語が全く分からない超初心者には向かない』や『子供向きではない』といった意見でした。
SNSの口コミ
驚いたことにSNS、ブログなどではネガティブな意見は全く見当たらず中立的な意見でもなくどちらかというと『おすすめしたい本』として意見をシェアされている方が大半でした!
利用者である私の正直な感想
最後にはなりますが私の個人的な利用者としての意見としては、総合的に非常に分かりやすく上級者よりむしろ初心者や簡単な日常英会話ができる中級者向けだと思います。
正直なところ、上級者には少し物足りない参考書なのかなという感じ。
またTOEICやIELTSのような答えが用意されている試験としての英語学習であればなおさら、あえてこちらの『English for Everyone』を選ぶ必要はないなーと感じます。
ただ逆にそうではなくて日常会話に活かせるようなリアルな英語を学びたい人にとっては、そのまま実践的に使えるフレーズも多くオーディオを利用することでスピーキング練習ができることも含めプラスな部分が多くメリットが盛りだくさんの参考書です!
子供向けの参考書と比較するとイラストは少ないですが、程よくカラーとイラストが使用されていながらも、解説文がぎゅっと短くまとめられているので理解するのに時間がかかりすぎず集中力を保ちやすいです。
もちろん日本語の参考書でも使いやすい初心者向けの本はたくさんありますが、英語を英語で学ぶことには日本語の参考書では得にくいメリットもあるので、超基礎の文法を理解している方にはぜひ一度この『English for Everyoneシリーズ』を使用してみてもらいたいです!
別記事で本記事の『English for Everyone』よりもう少し解説が詳しく、より多くの例文も取り入れられていて世界的に有名な洋書テキストの『Grammar in use』についても紹介しているので気になる方はチェックしてみてくださいね。
文法はこれ一冊で十分!ネイティブの日常会話に使われる文法がぎゅっと一冊に詰まった洋書参考書『English Grammar in Use』の特徴と使い方はこちら☺︎
まとめ
今回は話題になっている『English for Everyoneシリーズ』について紹介しましたがいかがだったでしょうか?
洋書テキストは初心者にはハードルが高いと思われがちですが、実際にはこちらの参考書のように初心者にも優しい理解しやすいものもあるので自分に合いそうなレベルでぜひ一度トライしていただけたらと思います!
数ある参考書から自分にピッタリと合う参考書を探すのは大変ですが、継続するということだけで誰でも着実に英語力は上げることが可能なのでまずはとにかく続けることを第一の目標に掲げてみましょう!
それでは楽しい英語学習を!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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